皆さんこんにちは!ソングメーカー代表、井村淳也です。
今回は業種別制作方針の第二回ということで、
【製造業 木材・木製品製造業】
のテーマソング・事業PRソング制作の例を考えていきたいと思います。
業種分析
木を扱う業種、ということで、主に私たちの暮らしを支える住まいだったり、家具だったり、という部分になるのでしょうか。
自然素材そのものですし、木のぬくもり、あたたかさはいいものですよね。
私は静岡県で生まれ、育ちましたので、自然の豊かなところで長い時間を過ごしました。
だからこそ木の優しさ、自然の大切さを強く感じます。
昨今、木でできた製品の良さが見直されているとも聞きます。
大手の家具屋さんに行ったときなど、ナチュラルの木目が出ている机を見ると、なんともいえない味を感じますよね。
全体的な制作方針
そんな、木のよさ、木の魅力を表現した楽曲をまずは考えてみてはいかがでしょうか。
具体的にはやはり、あたたかさ、優しさ、ぬくもりといったイメージを形にしたものです。
作曲、作詞、どちらかといえば作曲のほうが重要になってくるのではないかと考えます。
「曲調」が、聞き手のイメージに訴える部分は大きいためです。
そうして全体の方向性を定め、そのうえで組織ならではの強みやこだわりなどをさりげなく盛り込んでいくようなイメージで仕上げていけば、バランスのいい構成になるのではないかと思います。
音楽の方向性
優しさ、あたたかさをイメージさせるといえば、まず思い浮かぶのはゆったりとした曲調のもの。
楽器もそれほどにぎやかにせず、ピアノ+他の楽器1つ、といったようにシンプルなアレンジが合いそうです。
ピアノの弾き方にしても、あまり高音部分に行くことなく、中低域の音域で優しくゆったりとした演奏がいいですね。
ピアノ以外に付け加える楽器は、たとえば管楽器のオーボエとか。
優しい朴訥な響きを演出することで、木のあたたかさを表現した音楽になりそうなイメージがあります。
歌詞のアイデア
色々な可能性が考えられますが、ある程度イメージ優先で作っていくのもひとつの手かな、と考えます。
イメージ優先の作詞、というのは、全体としてはっきりとした方向性をつけるのではなく、言葉の選び方や、言い回しなど、そういった部分で統一感を出し、例えば優しさだったり、あたたかさだったり、そういった印象を与えるようにする、ということです。
具体的には、
濁点をあまり使わない。
カタカナ、英語を選択しない。
聞き手によって色々な取り方ができるよう、あえて抽象的な言葉を選ぶ。
といったような方法です。
これは意外と重要なポイントで、はっきりとしたキーワードを避けることで、聞く人の心に届きやすくなる、そんな効果があります。
このように、曲調、楽器の選び方、歌詞の言葉の選び方、どれも意識して統一感を出していくことで、より雰囲気のある、個性の際立ったイメージソングが出来上がるのではないでしょうか。
私の経験上、感じてきたことをお伝えしました。何かの参考としていただければ幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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