制作実績・導入事例|社歌・事業PRソングメーカー【組織が変わる成功ドキュメンタリー】

制作実績・事例紹介

社歌・事業PRソングの本質は「音楽制作」ではありません。
組織の想い・文化・約束を“伝わる形”に翻訳するための、コミュニケーション設計です。

このページではこれまでいただいたご依頼の一部を、許諾を得てご紹介しております。
企業の規模や業種ではなく、「どのような想いを届けたいのか」「誰に届いてほしいのか」から生まれたものです。
目的に応じて、社内向けの文化醸成から、採用の共感づくり地域・顧客へのブランド発信まで、音楽は多様な役割を持つことができます。

それぞれの事例では、ヒアリング・ストーリー設計・歌詞の言語化・音楽制作・活用方法まで、
一貫したプロセスで“届ける力”をデザインしています。
「なぜこの形になったのか」を含めてご覧いただければ、
あなたの組織ならではの社歌の姿が、より具体的にイメージできるはずです。

※ このページは、制作実績を並べるためのものではありません。
「なぜこの形になったのか」「どんな想いから生まれたのか」を中心にご紹介しています。

「うちの場合はどうだろう?」と感じたら、
読み進めながら考えていただければと存じます。

事例1:光工業株式会社|創立60周年の節目に「記憶に残る形」を

60年という節目にあたり、
「これまでの歩みを、確かな形として残したい」とご相談をいただきました。

周年誌を作る、記念品を贈る——
そのどれも大切です。
けれど、社長や社員の方が話されていたのは、もっと静かな願いでした。

“日々の仕事の中で忘れそうになる想いを、そっと思い出せるように。”
“社員と会社ではなく、仲間として働いているという感覚を共有したい。”

それは、言葉だけでは伝わりきらない、
「文化」や「空気感」に近いものでした。
だからこそ、記憶に残る『音』の形にすることが適していました。

このインタビューは2017年のものです。
ですが、当時から変わらないものがあります。
それは、寄り添いながら想いを言葉にし、それを音楽へ翻訳する姿勢です。
今はさらにそのプロセスが体系化され、組織づくりや採用支援にも展開できる形になりました。

インタビュー内容の抜粋

  • 導入(なぜ依頼したのか)
  • 初めての取り組みだったので、不安がありました。
    いくつか比較しましたが、「修正が納得いくまでできる」という点と、
    メールでの対応を含め、こちらに寄り添う姿勢が一番伝わってきたのが決め手でした。

  • 想い(なぜ社歌を必要としたのか)
  • 会社は今年で60周年。
    周年誌だけでは“記憶に残らない”と感じていました。
    音楽は、時間が経っても思い出を呼び起こしてくれる。
    “節目を残す形”として、社歌が最適だと思ったんです。

  • 成果・変化
  • 完成した曲は、イメージに“ドンピシャ”でした。
    仕事をしているといろいろありますが、この曲を聴くと勇気づけられる。
    取引先にも積極的に渡していますし、求人でも大きく活用しています。
    社歌のある会社はまだ少ないので、「社員を大切にしている会社」だと伝わりやすいですね。

  • 満足度と推奨
  • 星で言うなら“5つ”です。
    他社にも勧めたいと思いますが、
    正直、みんなが作ってしまうと差別化できなくなるので、複雑です。
    それくらい、会社の“顔”になりました。

想いを “言葉” にし、それを “音” へと翻訳するプロセス

制作に入る前に、社長・担当者の方と時間をかけてお話を伺いました。
「どんな曲にしたいか」ではなく、まずは
どんな想いを、誰の胸に届けたいのかを丁寧に整理していきました。

事前に伺ったキーワードと想い

  • 60年続いてきた歴史と誇りを形として残したい
  • “社員と会社”ではなく“仲間として共に働く”という文化を大切にしたい
  • 若い世代にも受け継がれる、シンプルで覚えやすい言葉で
  • 日常の現場で口ずさめる、押し付けにならないメッセージに

「理念を『合言葉』として共有できる歌にしたい」

ここに光工業株式会社様らしい“穏やかで温かい一体感”を感じました。
そのため、押し出すメッセージではなく、
自然と口ずさめる、そっと背中を支えるような歌を目指しました。

なぜ、この歌詞になったのか

周年という節目は、過去を振り返るだけでなく、
これからの未来をもう一度“自分たちらしく定義し直す”時間でもあります。
制作プロセスの中で繰り返し語られたのは、
「変わらずに大切にしてきたものを、これからも手渡していきたい」という想いでした。

「紙ではなく、記憶に残る形で残したかった」という言葉から、
メロディと歌詞は“呼吸のように馴染む”シンプルな構造にしました。
日々の現場でふと口ずさめる、仲間同士の合言葉のような存在として。

制作に込めた意図(制作者:井村の思い)

「光」という言葉から、真っ先に浮かんだのは“前に進むためのやわらかい明るさ”でした。
力強い応援歌ではなく、毎日の中でそっと灯り続ける小さな灯火のような存在です。

そのイメージを軸に、
メロディは自然と口に乗る優しい音運びに。
言葉は、立派すぎない。背伸びをしない。
でも、芯はまっすぐに残るものにしました。

光工業株式会社社歌「光と共に」

作詞作曲:井村淳也

朝の光を感じて 一日がまた始まる
希望に満ちた眼差し あふれる夢

苦しい時だって 一人じゃないから

光 輝く日々 光 あふれる夢
光 感じる未来を 家族と共に

仲間と力を合わせ 一つ一つやり抜こう
どんな時も変わらない 固い絆

心が通い合う 大切な仲間

光 輝く日々 光 あふれる夢
光 感じる未来を 仲間と共に

小さく見えることでも 昨日と同じことでも
大切な仕事だから 胸を張って

誰もが主人公 耀くステージ

光 輝く日々 光 あふれる夢
光 感じる未来を 仕事と共に
光と共に

※ 今回は、あえて「歌詞のみ」を掲載しています。
社歌は “音楽作品” である前に、理念や価値観を言葉として共有するための手段であると考えているためです。

この事例を読んで、
「うちも、似た想いがあるかもしれない」と感じた方へ。

社歌やPRソングは、
業種や規模ではなく、「残したい関係性」から設計します。

事例2:地域活性化事業体・ローカルプロモーション|派手な観光地がなくても“街の不変の価値”を愛おしく思わせる地域ブランディング

スポットの情報やスペックの羅列だけでは、人の心は動きません。
地域プロモーションの本質は、そこに生きる人の「情緒」「記憶」に寄り添うこと。
「名所」を誇るのではなく、「日常の愛おしさ」を描くことで、強い愛着(シビックプライド)が生まれます。

本プロジェクトでは、関東地方海沿いの街を舞台に、そこで生まれ育った一人の大人の女性を主人公に設定。
忙しい毎日の中で一度は忘れかけていた“ずっと昔から変わらずある街の魅力”を再認識していく物語を、
“街の空気感そのものを翻訳した音楽”として設計。施設紹介ではなく、「自分の物語だ」と全住民やファンが重ねられる普遍性を軸に構築しました。

「何もない」を「ここにしかない資産」に変える、関係人口・定着ストーリー設計

「有名な大観光地があるわけではない」という地域の現状に対し、来訪データや住民インタビューを徹底分析。
行き着いた答えは、この地域最大の資産は観光名所ではなく、
“潮風のあたたかさ、流れる時間の優しさ、変わらない挨拶が響く日常の温度”そのものであるということでした。

そこで、訴求の主語を「スポット」ではなく、そこで生きる・訪れる「人の感情」に置き換え、
日々に少し疲れた人が“心からほっとできる、私の好きな街”を戦略テーマに設定しました。

クリエイティブは、街の優しさを描いたプロモーションPVを中心に、地域イベントでの上映、ローカルメディアでのBGM展開、案内所での音源ダウンロード導線まで一体で設計。住んでいる人が誇らしくなり、離れた人が戻りたくなる、「関係人口の拡大と定着」を促す仕組みを用意しました。

生まれ育った人が“自分ごと”として心が動く物語構造

人の心に残るのは、押し付けられた情報ではなく、ふと情景に重ね合わせた自分自身の記憶です。
だからこそ、あえて具体的な地名の連呼は避け、誰もが「自分の街、私の大切な場所」として記憶を呼び覚ませる言葉を選択。
朝と夕暮れで表情を変える空、子供のころの記憶、日常の挨拶といった情景の断片で編み上げました。

ストーリーで描いた要素

  • 朝の光のなかで響く「おはよう、いってらっしゃい、おかえり」の幸せ
  • 夕暮れの優しさに包まれて、毎日の疲れがすっと解けていく瞬間
  • 子供のころから何も変わらず、いつもそこで待っていてくれる街の包容力
  • 「明日もこの場所で生きていこう」と心に灯る、やわらかな前向きさ

目的は単なる地域認知ではなく、「この街に深く根ざす愛着」を呼び覚ますこと
そのため、コピー/歌詞は、一度聴いたら耳から離れず、いつでも心に持ち帰れるフレーズを意識して設計しています。

音楽・映像の設計方針

楽曲は、波の音や潮風の温度を感じさせるシネマティックなバラードを採用。
ゆったりと“歩く速さ・呼吸のプロポーション”に寄り添い、感情を無理に煽るのではない、
深い安心感と大きな余韻で満たされる進行に。編曲は、余白を大切にした美しいダイナミクスを徹底しました。

音作りのポイント

  • アコースティックピアノと美しいストリングスを中心に、呼吸する間(ま)を活かした編曲
  • 高域に澄んだ余白を残し、波音のレイヤーや“海の近くの心地よい空気感”をミックスで再現
  • 歌メロは力みを一切排除し、語りかけるような“寄り添う声”で主人公の心の変化を表現

仕上げとして、地域一体でこの音楽が流れる実装設計(ウェルカムBGM、イベント活用)を行い、
「新しく感動を作る」のではなく、その街にもともとあった魅力をいつでも引き出せる“スイッチ”を街に置くことを目指しました。

プロモーションソング「この場所」

歌詞

作詞作曲:井村淳也

潮風があたたかく流れる この場所
波の音 子供のころの記憶 さがして

夢見てた 遠い日に
きゅんとした 胸の高鳴りが 聞こえてくる

この場所で 見上げる空が大好き
そのままで 変わらない街 私の好きな街

おはよう いってらっしゃい おかえり
小さな幸せ 響く

夕暮れを優しく連れてくる この場所
遠い空 あの日に戻れるような 気がして

毎日に 疲れても
ほっとする そんな瞬間が ただ愛しい

この場所で 流れる時間 大好き
このままで 変わらずにいて 私の生きる街

さよなら またあしたね おやすみ
明日も幸せ 続く

“いつでもあの街を思い出せる” メディア配布設計

今回は、いつでも、どこにいらっしゃるときでも街の空気感を持ち帰れるよう、
「手元に残るパッケージ(CD / DVD)」および「デジタル配信(QRコード導線)」として制作しました。

地域のふるさと納税の返礼品、ローカルイベントでの配布、観光案内所での寄贈など、
さまざまな場面で「街のファン化(関係人口の固定化)」を推進するツールとして機能する設計です。

活用シーン

  • 地域拠点・ローカル施設・観光案内所での公式イメージビデオとして上映
  • 移住促進フェアや自治体プロモーションでの「街の空気感を伝える」メインコンテンツ
  • ふるさと納税の記念品、お土産に添える「音のカード(ダウンロードコード)」としての配布
  • 地元住民が集まるお祭りやイベント、地域活動のオープニング・エンディングBGM
  • SNS(YouTube、Instagram)での、エモーショナルな街のブランドイメージ発信

配布パンフレット


この場所_パンフレット

成果と手応え

プロモーションソングと映像を通じて、スペックではない「情緒的な街の価値」が可視化されたことで、
地域住民のエンゲージメント向上と、深いファン(関係人口)の獲得に明確な変化が現れています。

  • Uターン検討者や移住相談の質の変化
    (便利さではなく「この街の空気の中で暮らしたい」という深い共感層が増加)
  • 地元住民によるSNS発信・口コミの波及
    (「私の好きな街」というフレーズが共通言語となり、ハッシュタグ投稿が活性化)
  • 地場企業や地域イベントでの自発的な二次利用
    (コミュニティFMや地元店舗のBGMなど、街全体の「共通の音」として浸透)
  • シビックプライド(地域への誇り)の醸成
    (「何もない」と思っていた地元に、これほど美しい時間があったのだと再認識)

特に大きいのは、
「地域の魅力は、作るものではなく“そこにあるもの”を再発見することである」という確信です。
曲というフィルターを通すことで、見慣れたはずのいつもの夕暮れや潮風が、唯一無二のブランド資産へと生まれ変わります。

「この曲を聴いた地元の住民の方から、『毎日忙しくて忘れていたけれど、この街で生まれ育って本当に良かったと涙が出ました』というお声をいただきました。外向けのPRだけでなく、内側の組織や地域を一つに束ねる音楽の力を実感しています。」

あなたの組織では、どんな用途が近いでしょうか

  • ✔ 周年・節目を、記憶に残る形で残したい
  • ✔ 採用で「空気感」まで伝えたい
  • ✔ 顧客・地域との関係性を、やわらかく深めたい
  • ✔ 日常の業務に溶け込むブランドトーンを整えたい

どれか一つでも当てはまれば、
事例はそのままヒントとして活かせます。

事例3:IT・ベンチャー企業|「共に進む仲間」を惹きつける採用PRソング

採用活動において重要なのは、条件やスキルだけではありません。
「この会社で働く自分が想像できるかどうか」——つまり、
共感が生まれているかどうかが決定的です。

今回のプロジェクトでは、リモートワークやデジタルツールを駆使して軽やかに、かつ熱く繋がる venture 企業様を対象に、
“会社の空気感をそのまま音にした歌”を中心にした採用動線・インナーブランディングの仕組みを設計しました。

「挑戦する仲間でありたい」という想いを言葉にする

ヒアリングの中で繰り返し語られたのは、
「会社と社員」という縦の関係ではなく、「仲間として対等に挑戦したい」という言葉でした。

そこで今回の歌は、上から誰かに向けて語りかける応援歌ではなく、画面の向こうにいる一人ひとりが
自分自身の背中をそっと押せる歌をテーマとしました。

事前に伺ったキーワード

  • 新しい挑戦を歓迎し、お互いをアップデートしていく文化
  • 離れていても繋がれる、失敗すら肯定される安心感
  • 「自分で選んだ道を歩く」という誇り
  • SlackやSalesforceなどの画面越しでも伝わる、軽やかで明るい空気感

曲調と音の設計について

曲は、明るく、前へ進むようなテンポ感のあるポップス調に仕上げました。
聴いた瞬間に胸が軽くなり、明日からのワークに
「動き出したくなる」リズムを基調にしています。

  • デジタルな洗練さと温かみが同居する、軽やかな8ビート
  • 清涼感のあるアコースティックギターとピアノを中心にした、耳心地の良い編成
  • 高すぎず、力みのない歌メロで、日常にそっと横並びで“寄り添う声”を表現

感情を過度に煽るのではなく、
自然に「よし、やってみるか」と画面の前で思える音を目指しました。

採用PRソング「Re:solution!」

作詞作曲:井村淳也

一人ぼっちで見上げた空 あの日の思い 胸に引っかかってたけど
ここなら私変われるかもって 一歩踏み出そうと思えたんだ

理想の自分には なれなくても
一緒に前向く仲間
失敗しても迎えられる そんな場所で ありたいんだ

桜咲け 未来咲け 自由に羽ばたけ
夢も 悩みも みんなまとめてここでRe:solution!

画面越しの合図をチェックして
成長へのロードマップをインストール 君の力 待ってる!

思い通りにいかないこと 普通に起こる 辛い日もあるけど
やり方はきっと一つじゃない それが私たちらしさだと思う

逃げ出したいくらい 失敗しても
寄り添ってくれた仲間
落ち込んだ時支えられる そんな人に なりたいんだ

それでいい それがいい 君のままでいい
今日も 明日も 泣いて笑ってそれがRe:solution!

夢に続く想いをローンチして
新しい自分にオーバーライト 君の場所が 待ってる!
  

活用シーン

  • 採用サイトの「ミッション・カルチャー・働く仲間」紹介ページに掲載
  • オンライン会社説明会の冒頭・締めにBGMやムービーとして使用し、リアルな空気感を共有
  • 内定者フォローやウェルカムキットの一環として、「歓迎と安心感」を伝えるツールに
  • 既存社員のキックオフ、新入社員研修での理念浸透(インナーブランディング)コンテンツに

説明会配布資料


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成果と手応え

採用や定着において「言葉や条件だけで伝わらない企業の本質」を、音楽はまっすぐ届けます。
説明会や面談の場でこの曲を届けることで、候補者だけでなく既存社員のエンゲージメントにも変化が現れています。

  • 説明会後の選考エントリー率向上
    (ミスマッチが減り、熱量の高い候補者の応募が加速)
  • 一次面談・面接の質の深まり
    (カルチャーへの理解が前提にあるため、価値観のすり合わせがスムーズに)
  • 採用ミスマッチの早期回避
    (言語化しづらい“相性”を音楽が媒介し、お互いにとって最適な選択が可能に)
  • 入社後の定着率・エンゲージメント改善
    (理念が“耳に残る”共通言語となり、組織の一体感と誇りを醸成)

特に大きいのは、
「理念や社風は、説明するものではなく“受け取られる”ものになる」という点です。
曲というフィルターを通すことで、 venture 企業ならではのスピード感や温かさを、候補者が自分自身の感覚として自然に咀嚼できるようになります。

「曲を聴いた候補者から、『画面越しのやり取りが多そうな環境でも、ここなら安心して長く働けそうだと思いました』という言葉をいただきました。理念を必死に“伝える”のではなく、自然と“受け取ってもらう”感覚を実感しています。」

事例をご覧いただき、ありがとうございます。
社歌・PRソングの本質は「曲を作ること」ではなく、想い・文化・約束を“伝わる形”に翻訳する設計です。
だからこそ、まずは 「誰に、何を残したいのか」 から一緒に整理します。

「うちの場合は、社歌が必要なのか?」
その問いからで大丈夫です。
作る・作らないも含めて、いちばん無理のない形をご提案します。

井村 淳也

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