皆さんこんにちは!ソングメーカー代表、井村淳也です。
社歌や事業PRソング、CMソングといった、ビジネスのPR、マーケティングといった用途に使われる音楽として大切なことはなんでしょうか?
いろいろな考え方があると思いますが、私は
「イントロの入り方」
がその一つの答えではないかと考えています。
初め良ければすべてよし?
音楽は、最後まで聞いてもらうために作ります
一般的によく言われる格言のようなものに
「終わりよければすべてよし」
というものがあります。
音楽の場合は、私は必ずしもそうではないと考えます。
というよりも、
「終わりまで(興味をもって)聞いてもらえる音楽かどうか」
がそもそもの問題です。
音楽が始まってすぐ
「あ、これは面白くない音楽だな」
と思われてしまったり、そもそも何の印象も残らず、ただ聞き流すだけ。
となってしまうと、折角作ったオリジナル曲も悲しいですよね。
何のために作るのか?と考えれば、それはもちろん「聞いてもらうため」なのですから、
できることなら興味、関心をもって、最後まで聞いてもらいたいはず。
だからこそ、イントロの入り方には特に配慮し、印象的なものにする必要があると考えています。
印象的な表現とは?
続きを聞きたくなる、そんなイントロを作るために
では、オリジナル音楽を作るときにどうすれば「印象的なイントロ」を作ることができるのでしょうか?
色々な考え方ができると思います。
例えば、最初からいきなり歌、それもを入れる。いわゆる「サビ出し」というパターンです。
これはポップスの楽曲で多く使われる手法です。
他にも、まず印象的な効果音を最初に持ってきたり、特徴的なリフのメロディを入れる。
「リフ」というのはリフレインの略で、曲中で効果的に、何度も用いられる耳に残りやすいメロディラインのことです。
また、最初はあえて音楽と声を切り離し、語りかけるようなパートを入れてみる。
本編とは全く違った楽器をイントロだけ使ってみる。
テンポを大きく変えてみる。
などなど、様々なアイデアがあります。
「その続きを聞いてみたくなる音楽」を作るために、イントロの果たす役割は大きいものだと考えます。
大切にしたい、楽曲全体のバランス感覚
楽曲で最も訴えたいことを軸としながら、効果的で印象的なイントロも作っていく
一方で、イントロのインパクトばかりを重視してしまうのも考えものです。
極端に言えば、イントロだけで中身がスカスカ…そんな楽曲になってしまえば、これもまた本末転倒です。
社歌・事業のPRソングとして、何を訴えたいのか。
イントロばかりに意識が集中してしまえば、その思いがあやふやになってしまい、アピール力が乏しくなってしまいかねません。
これは、どんな音楽でもいえることだと考えています。
3分の楽曲なら3分間、4分なら4分間。
その楽曲全体を通したバランスを考えながら作ることは、イントロと同じかそれ以上に重要なことなのです。
理想的な構成は、やはり、楽曲で最も訴えたいことを軸としながら、効果的で印象的なイントロも作っていく。そんな形が好ましいはずです。
ソングメーカーでは、これまでの経験を活かし、お客様にとって最適な楽曲の在り方を考え、制作いたします。お客様のご意見を最大限に尊重しながら、音楽的により良い形はどういったものなのか、ご提案をさせて頂きながら、お客様にご満足いただける効果的なPRソング制作を心がけてまいります。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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