皆さんこんにちは!ソングメーカー代表、井村淳也です。
社歌・事業PRソングの作成企画の例をあげていくこのシリーズ、今回の第三弾は、お店や会社のサービス内容を楽曲のテーマにする場合を考えてみたいと思います。
同業他社と比較して差別化できるサービスは何か?
世の中には無数のサービス業が存在します。
サービス、というのは一言で言えば「形のない、モノが残らない、お客様に満足していただくためのもの」となるのではないでしょうか。
その捉え方は様々あれど、商売である以上、お客様に満足していただくために行われるものであるはずです。
お客様はほとんどの場合、人間ですから、人間にとっての満足=喜びを作り出せるものがサービスであると考えれば、その方向性が見えてくるのではないでしょうか。
例えば美容院。
美容院の基本サービスは「髪を切ること」ですよね。美容院は行くお店によって雰囲気も違うし、切る人も違います。人間同士のコミュニケーションがあり、意思疎通が行われたうえでサービスが提供されます。もちろん、値段もお店やコースにより違ってきます。
そんな「違い」を強くアピールした楽曲を作ることで、ビジネスでの音楽利用の可能性が大きく広がっていきます。
・どんな雰囲気なのか?
・どんな人が切るのか?
・どんなやり取りをするのか?
・値段はいくらなのか?
等など、いろいろな点での差別化を考えられますし、差別化ポイントが決まれば、あとはそのポイントを楽曲にして流すことで、お店のオリジナルスタイルを確立する、そんな効果も期待できます。
それはこだわりを強く訴えることにつながり、印象に残る役目を果たすものです。
アピールしたい客層に応じて方向性を決める
また、ビジネスによりアピールする対象の客層が異なることもよくあります。
先ほどの美容院の例をここでも続けます。
私もそうですが、どうしても初対面の人にはじめていく場所で自分の髪を切られる、というのは抵抗がある人も多いのではないでしょうか。
ちゃんと自分の思い通りの髪型イメージを伝えられるだろうか?
そんな不安が常にあります。
私はそれでも、不安に思いながらもなんだかんだで新しいお店に行って初めての人にきってもらうことは出来ますが、それが出来ない、だから行きたくない、と言う人もいるはず。
そういう場合は、そういった人たちに向けたマーケティングを行い、その結果を落とし込んだ形でオリジナル楽曲を作るという戦略も考えられます。
「初めての人でも心配要りません!その理由は~だからです」
というストーリーを考え、それをそのまま、アピールポイントとして文章にしたものを歌詞に変え、楽曲にする。
そんな明確な考え方で作られた楽曲も面白いのではないでしょうか。
そこには、お客様の不安を少しでも減らしたい!というお店側の思いがこもっているはず。
その思いが伝わるように考えた楽曲なら、ビジネスの強い味方になるのではないでしょうか。
是非、あなただけのオリジナル楽曲でサービスのPRをご検討ください。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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