皆さんこんにちは!ソングメーカー代表、井村淳也です。
今回は、実際に事業のPRソングを制作する際のアイデアを考えていく、2つ目の記事です。
日々、多くの方が来て、「人間同士のサービス」を行う場所。
例えば、クリニックやサロン、マッサージ、各種相談窓口等、サービスの提供側と受領側の距離感の近さが特徴として考えられます。
距離感が近いということは、それだけ人間関係がはっきりと出てくる業態でもあるのではないでしょうか。
不安な気持ちを取り除くため
私も個人的にそうなのですが、「医者」に行くのが苦手です。
通院する場合は、既に身体のどこかが不調の場合がほとんどですからただでさえ不安な精神状態にあると思うんです。
そこにさらに、先生と相対してのコミュニケーションに、不安を感じてしまうんです。
しっかり病状を伝えられるだろうか?
先生はちゃんと理解してくれるだろうか?
そんな不安が多く、行く前に「あーだ、こーだ」と心配ばかりしてしまうんですよね。
もちろん、そういう人ばかりではないとも思いますが、やはりそこは人間同士のやり取り。
できるだけ「安心できる」場所、空間であることをアピールしてくれたほうが、「よし、この病院に行ってみよう!」という決断をしやすいのではないでしょうか。
どんな人が、どんな思いをもって運営しているのか
先ほどの私の例ですが、例えば「胃の調子が悪い」と感じ、病院に行こうと考えるとします。
その際、まずはインターネット検索で「地域名 消化器科」と言う形で検索するでしょうか?
いくつも候補が出てくるわけですが、その中からひとつを選ぶ際、色々な基準があると思います。
家からの距離だったり、駐車場の広さとか、グーグル等の口コミだったり。
そして、ある程度候補を絞り込んだ後はその院のホームページを見ることが多いです。
まず気になるのは、「どんな先生なのか」。
どんな人が、どんな考えを持って診察してくれるのか。
たとえばその思いを、その院のオリジナル曲に込めてみる。
なかなか、無いケースですよね。でもだからこそ印象にも残るし、差別化にもつながるのではないでしょうか。
実際にサービスを提供する人の思いを込めて作ることが、最も効果的なPRになると考えます。
泥臭いかも知れません。誰も知らないオリジナル曲を流すよりも、有名なクラシックなどを流すほうが無難で洗練された雰囲気を出せるのかも知れません。
でも、人と人が触れ合う場所には、もっと大切なものがあるのではないでしょうか。
音楽の持つ力を活かして
病院をはじめ、人と人とのコミュニケーションで成り立つ場所では、全くの無音状態よりも、何らかの音楽を流すことは既に取り入れている施設が多いのではないでしょうか。
思いつくのは例えばクラシックだったり、映画音楽のオルゴールだったり、そういった優しいBGMが多いように思います。
何らかの音楽を流す、という発想から一歩進んで、そこに「オリジナル音楽」を取り入れてみることをおすすめします。
その選択、それ自体が、訪れてくれる人に対する思いの強さの表れではないでしょうか。
具体的な制作プラン
今回例としてあげたクリニックやサロン、マッサージ、各種相談窓口等といった業種では、商品があるわけでもなく、基本体に何かを作ることもありません。
人と人がコミュニケーションをとること、それ自体がサービスなわけですから、やはりここは「どんな思いを持って日々、患者・顧客と接しているのか」を、ストレートに伝えるのがいいと思います。
そこに、自分だけのストーリーを盛り込むことができれば、なおいいですね。
なぜ、今の仕事を選んだのか。この仕事を通じて叶えたい目標、将来の希望。
毎日の仕事に追われ、開業当初の初心を忘れてしまうこともあると思います。
音楽は、一度作れば決してその形を変えることがありません。いつまでも作ったときのままの姿で輝き続けてくれるツールでもあります。
曲調やジャンル、楽器云々の前に、まずはまっすぐ思いを込めた楽曲を作ること。
それが一番、相手の心に届くメッセージになるのではないでしょうか。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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