皆さんこんにちは!ソングメーカー代表、井村淳也です。
今日もブログをごらん下さり、ありがとうございます!
先日ご依頼下さった、市民の歌制作の楽曲紹介をさせて頂きます。
今回の楽曲は、広島県尾道市が平成30年4月1日に市制施行120周年を迎えられるということで、そのプロジェクトの一環として「尾道市の歌」をリメイクされることとなり、そのアレンジ・音源制作と、歌いれを担当させて頂きました。
大変に光栄なことですし、責任も感じましたが、それだけ身の引き締まる思いもありました。
そして、後世まで残るような、よいものを作りたい。
今回、お声がけ下さったことへの感謝の思いも込め、そんな気持ちで一杯でした!
クライアント様である、市のご担当者様からいただいたご要望は
「ピアノメインのオーケストラアレンジ」
でした。
実はこれ、まさに私が好きなアレンジ形態なのです!
アレンジで気をつけたことは以下です。
・旋律の美しさを引き立てられるように
・ピアノとオーケストラのバランス
・「歌入れ」までを行うご依頼なので、やはり歌がメインの仕上がりとなるように
制作をする上で、資料としていただいたのは、メロディラインの楽譜でした。
メロディライン以外はすべて、こちらで作っていく形になります。
こういった公共的な楽曲、たとえば今回のような市の歌や、校歌などは、旋律が美しく洗練されているものが多いと感じます。
それだけ、アレンジの方向性やさじ加減で、大きく仕上がりに影響を及ぼします。
場合によっては、そのもともとの楽曲の良さを半減させてしまうことにもなりかねません。
そこがアレンジの難しいところでもあり、同時に、奥深さ・可能性を秘めているものでもあります。
ですから今回も、
より、オリジナル楽曲の良さを引き出せるようなアレンジを心がけました。
この楽曲はかなり古いものであると伺いました。
それでも編曲していて、メロディラインの美しさや、後半の展開に思わずグッときました。
やっぱり、音楽は時間を超えて、どんな時代でも色あせず輝き続ける、不思議な魅力を持っているんだなと改めて感じました。
さて今回のオーケストラアレンジでは主に、
バイオリンを軸とした弦楽器を6~7割。 そしてそれ以外を管楽器・打楽器で補う
そんな方向性で考えてみました。
対になるのがピアノですから、バランスを考慮して。
また最終的に歌が入ることも考え、各楽器の比率や対旋律なども考えてみました。
オーケストラ楽曲はしばしばご依頼いただき、制作しますが、作るたびに新しい発見があります。
実際の音にしてみて初めて気がつくこともあり、その奥深さには改めて驚かされますね!
今回、歌いれをご担当くださったのは、佐々木愛さん。
音大をご卒業された、とても実力のある、素敵な歌声をお持ちの歌い手さんです。
もともとの歌詞・メロディの良さ、関係者の皆様の思い、そして佐々木さんの歌声に助けられ、今回、素敵な楽曲に仕上げることができました!
皆さん、本当にありがとうございました。
この楽曲を多くの人に聞いて頂ければ、私もとても嬉しいです。
そして、最後になりましたが
広島県尾道市の皆様。市制施行120周年、本当におめでとうございます!
益々のご発展を、かげながらお祈りしております。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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