演歌・歌謡曲制作で心がけていること・こだわり

演歌・歌謡曲制作で心がけていること・こだわり

皆さんこんにちは!ソングメーカー代表、井村淳也です。

プロデュースソングメーカーで昨今、多くのお問合せ・ご依頼を頂いている

演歌・歌謡曲制作
ですが、私が制作をする際に心がけていること、こだわりがあります。

今回はそれらのご紹介をさせて頂きます。

演歌・歌謡曲 商品説明・実績紹介
プロデュースソングメーカーにて制作させていただいた、演歌・歌謡曲の作品から、一部をご紹介いたします。作曲、編曲、作詞から、レコーディング、映像制作、CD・DVD制作まで、幅広く対応いたします。 演歌・歌謡曲制作への思い オリジナルの演歌・歌...

まず楽曲の”顔”となるイントロ

イントロは楽曲で重要な役割を持っています。
イントロは楽曲においてとても重要です

作曲にしろ、編曲にしろ、イントロは楽曲で重要な役割を持っています。
平均的には10秒~20秒ほどの長さで作りますが、イントロをインパクトのあるものにすることは非常に重要です。

歌が入ってくる前の準備段階でもあり、特に初めて聞く人にとっては
これからどんな曲が始まるんだろう?
という期待感を膨らませる部分でもあります。

また、歌い手にとってもイントロで気持ちを高め、一番最初の歌詞の発声へとつないでいく。
これは、カラオケで歌う方には経験があるのではないでしょうか。

オリジナル曲でも同じことで、イントロは聞く人にとっても、歌う人にとっても、大変重要なパートだと位置づけています。

だからこそ、日ごろからイントロには特に思いを込めて制作するように心がけています。

シンプルでいながらこだわりを持った和音進行

和音進行の考え方和音進行をどうするのかで楽曲の印象が大きく変わります

一般的に演歌・歌謡曲は、それほど凝った和音進行ではない場合が比較的多いジャンルです。

調性としては短調のことが多く、曲中で使用する和音の種類もそれほど多くありません。

そういう意味ではある程度「お決まりのパターン」というものが確立されているジャンルと言えるかもしれません。

今までのご依頼の傾向から、おそらくは、そういう「曲の流れ」のようなものを意識的にしろ、無意識にしろ、イメージされて楽曲制作を依頼いただくお客様が多いのではないか、と感じています。

ですからある程度パターンに沿った制作が求められるのですが、その一方で、
どこかにこだわりを持たせた和音進行にできるような、そんな制作を心がけています。

音楽には本来、正解・不正解がありません。
理想とするゴールのようなものもありません。

あくまでも、作る人、歌う人、聞く人が、どう感じるのか。
それがすべてです。

そして、そのとらえ方は人それぞれ異なります。

だからこそ、音楽制作にはバランス感覚が重要になるのですが、
一般的に好まれるパターンと、自分なりのこだわりのバランスを常に考えながら、
結果的に完成度の高い楽曲を作り上げられるように努めています。

楽器選択は幅広い選択肢の中から、あくまでも歌の引き立て役として

楽器選択は柔軟かつ効果的に様々な楽器を選ぶことで楽曲の魅力をさらに高める

そして演奏を担う楽器の選択は、幅広い多くの種類の中から選んでいきます。
演歌・歌謡曲で主に使われる楽器、というものは確かにありますが、必ずしもそういう楽器にこだわらず、柔軟に考えていくことを心がけています。

なんといってもオリジナル曲を作るわけですから、その表現方法は自由であるべきです。
それは上述の和音進行と同じであると考えています。

だからと言って、あまりにも雰囲気の合わない楽器はやはり避けるべきです。
世の中に楽器は数多くありますから、例えば実際に制作する際に楽器の種類、ひとつひとつの特定は難しいにしても、その大まかな音色の特性というものはあります。

例えば、落ち着いた音色を演出したいとき。
力強いメロディラインを演奏したいとき。

これらは、例えば楽曲のイメージとなる情景だったり、季節、時間帯、思い…そんな楽曲に込めた様々な要素から反映して、楽器選びの参考資料としていくこともあります。

音楽の表現力、その可能性を大きく広げてくれるものが楽器の選択ではないでしょうか。

すべての楽曲がオリジナルだからこそ

世界にひとつのオリジナル曲だから何よりも大切なことは一曲一曲の個性を引き出すこと

ここまで、演歌・歌謡曲制作にあたり私が大切にしていること、制作ポイントをご説明いたしました。
そのこだわりは少なくありませんが、実際の制作においては、より重要なことがあります。

それは、
すべての楽曲がオリジナル、世界にひとつだけの存在
ということです。

制作に対するこだわりは、絶対的なものではなく、その曲その曲にあわせて柔軟に変化していくべきものだと考えています。
音楽に正解はないのだから、制作するその瞬間に思いを込め、お客様のイメージする音楽性に少しでも近づけられるように作っていきたい。

そんな風に考えています。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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