
自分で書いた歌詞や、ふと思いついてメモした言葉。
ノートの中やスマートフォンの中に、そうした言葉が残っていないでしょうか。
誰かに見せるつもりで書いたものではないかもしれません。
途中までしか書けていないかもしれません。
歌詞というより、手紙や日記、短いフレーズに近いものかもしれません。
それでも、その言葉はオリジナル曲の出発点になります。
オリジナル曲を作るには、楽器が弾けなければいけない。
作曲の知識がなければいけない。
最初から完成した歌詞を用意しなければいけない。
そう思われる方は少なくありません。
ですが、1,200曲以上の制作に携わってきた中で私が実感しているのは、
曲作りの最初に必要なのは、必ずしも音楽の知識ではないということです。
むしろ大切なのは、言葉があることです。
伝えたい想い。
残しておきたい気持ち。
誰かに届けたい一文。
自分でもまだ整理しきれていないけれど、なぜか消せずに残っている言葉。
そうしたものがある時点で、曲作りはすでに始められます。
もちろん、その言葉をそのまま曲にするには、メロディや構成、アレンジといった工程が必要です。
だからこそ、一人で全部を抱え込む必要はありません。
言葉をもとに、曲の方向性を整理し、メロディを作り、音として成立する形へ整えていく。
その流れを通ることで、ノートやメモの中にあった言葉は、聴ける作品へと変わっていきます。
本記事では、
自分で書いた歌詞や言葉がどのようにオリジナル曲になるのか、
音楽経験がなくても進められる理由、
そして完成後にどんな形で残せるのかを、具体的に整理していきます。
この記事を読むことで得られること
- ノートやスマホに残っている言葉が、オリジナル曲の出発点になる理由が整理できます
- 作曲や楽器の経験がなくても、自分の言葉を曲にできる考え方がわかります
- 歌詞やメモをもとに、曲として完成させていく具体的な流れがイメージできます
まず結論:オリジナル曲づくりは、完成した歌詞や音楽経験から始まるのではなく、「この言葉を曲にしたい」という気持ちから始まります。
オリジナル曲に必要なのは、才能ではなく「言葉」です
オリジナル曲を作るというと、特別な才能が必要だと思われるかもしれません。
楽器が弾けること。
楽譜が読めること。
作曲の知識があること。
高価な機材やスタジオを用意できること。
もちろん、それらがあれば制作の幅は広がります。
ですが、オリジナル曲を作り始めるために、最初からすべてを持っている必要はありません。
曲作りの出発点になるのは、もっと身近なものです。
それが、あなた自身の言葉です。
誰かに伝えたい気持ち。
自分の中に残っている思い出。
忘れたくない出来事。
短いフレーズや、まだ整理できていない文章。
そうした言葉があるだけで、オリジナル曲は作り始めることができます。
なぜなら、歌はただ音を並べるものではなく、言葉にメロディを乗せて届けるものだからです。
楽器を弾けない部分は、制作側が補うことができます。
音楽理論が分からない部分も、制作側が形にできます。
機材や録音環境についても、最初から依頼者が用意する必要はありません。
けれど、あなたの中にある言葉だけは、他の誰かが最初から代わりに持っているものではありません。
だからこそ、オリジナル曲において一番大切なのは、上手に書かれた完成形の歌詞ではなく、
「何を曲にしたいのか」という言葉の種なのです。
1,200曲の現場で見てきたこと
私はこれまで、1,200曲以上のオリジナル曲制作に携わってきました。
その中で強く感じていることがあります。
それは、オリジナル曲を依頼される方の多くが、必ずしも音楽経験者ではないということです。
楽器が弾けない。
作曲ができない。
楽譜が読めない。
そうした方は決して珍しくありません。
むしろ、私のもとへご相談に来られる方の多くは、「言葉はあるけれど曲にはできない」という状態からスタートされています。
例えば、
- 自分で書いた歌詞がある
- スマホにメモしたフレーズがある
- 誰かへの想いを書き残している
- 手紙のような文章がある
- 詩を書いている
そうした状態でご相談いただくことは、とても多いです。
中には、歌詞と呼べるほどまとまっていないケースもあります。
「こんな断片的な言葉しかないのですが大丈夫でしょうか?」
そんなご相談をいただくことも少なくありません。
ですが実際には、そのような言葉から曲になった作品が数多くあります。
なぜなら、曲作りには役割分担があるからです。
言葉を生み出すこと。
メロディを考えること。
アレンジを作ること。
録音すること。
それぞれは別の作業です。
すべてを一人でできなければならないわけではありません。
だから私は、作曲ができないことや楽器が弾けないことを、曲作りを諦める理由にはしなくてよいと思っています。
実際に1,200曲以上の制作現場で見てきたのは、音楽の知識よりも、「この言葉を曲にしたい」という気持ちを持った人たちでした。
そして、その言葉が一つひとつ曲になり、世界に一つだけのオリジナルソングとして形になっていったのです。
作詞は実は特別な才能です
「作詞なんて誰でもできますよね」
そう言われることがあります。
確かに、作詞そのものには資格もありませんし、専門的な機材も必要ありません。
紙とペンがあれば書くことができますし、今ならスマートフォンのメモ機能だけでも十分です。
そのため、多くの方が作詞を「特別なことではない」と考えています。
ですが私は、1,200曲以上の制作を通じて、実は逆なのではないかと感じています。
自分の想いを言葉にできることは、とても貴重な才能です。
世の中には、感じていることはあっても言葉にできない人がたくさんいます。
嬉しかったこと。
悔しかったこと。
感謝していること。
大切な人への想い。
そうした気持ちは誰の中にもあります。
しかし、それを文章として残したり、人に伝わる形で表現したりする人は決して多くありません。
さらに作詞には、もう一つ大切な要素があります。
それはテーマを持つことです。
何について歌うのか。
誰に届けたいのか。
何を残したいのか。
こうした軸があるからこそ、言葉は単なる文章ではなく歌詞になっていきます。
だから私は、歌詞を書ける人を見るたびに思います。
「作曲ができない」と悩む前に、まずはその言葉を大切にしてほしい、と。
作曲やアレンジは、あとから誰かが手伝うこともできます。
ですが、その言葉の出発点だけは、本人にしか生み出せません。
誰でも書けるように見えて、実際にはなかなかできないこと。
それが、自分の想いを言葉にすることなのです。
ノートやスマホに残っている言葉は、
まだ未完成なのではなく、
曲になる前の大切な出発点かもしれません。
自分で書いた歌詞や、まだ整理しきれていない言葉をもとに曲を作りたい方へ。
以下のページでは、歌詞・詩・手紙・短いフレーズなどをオリジナルソングにしていく考え方を詳しく紹介しています。
自分の歌詞・言葉をオリジナルソングにしたい方へ
歌詞が曲になると何が起きるのか
歌詞を書いたことがある方なら、一度はこんな経験があるかもしれません。
書いた直後は大切に思えたのに、時間が経つとノートの中に埋もれてしまった。
スマートフォンのメモに残ったまま、何年も見返していない。
誰にも見せることなく終わってしまった。
言葉は、それだけでも十分に価値があります。
ですが、曲になることで、その言葉は大きく姿を変えます。
読む言葉が、聴ける言葉になるのです。
文章は、自分から読みに行かなければ届きません。
けれど音楽になると、メロディやリズムとともに自然と耳に入ってきます。
同じ言葉でも、声に乗ることで伝わり方は大きく変わります。
文字で見たときには気づかなかった感情。
自分で書いたはずなのに、改めて聴いて心が動く瞬間。
それは決して珍しいことではありません。
実際に完成した曲を初めて聴いたお客様から、
「自分の言葉なのに、自分で書いた以上のものに感じました」
というお声をいただくことがあります。
これは言葉が変わったのではありません。
メロディが加わり、歌声が加わり、音楽として届けられることで、言葉が持っていた魅力や感情がより伝わりやすくなったのです。
そして曲になると、その言葉は残り続けます。
何度でも聴くことができます。
家族や友人に聴いてもらうこともできます。
CDや動画として形に残すこともできます。
つまり、歌詞を曲にするということは、単に音楽を作ることではありません。
自分の言葉を、何度でも聴ける作品として残すことなのです。
歌う自信がなくても大丈夫です
自分の言葉を曲にしたいと思っても、そこで不安になる方がいます。
「曲ができても、自分では歌えない」
「歌には自信がない」
「誰かに歌ってもらうことはできるのだろうか」
このように感じる方は、決して少なくありません。
ですが、オリジナル曲を作ることと、自分で歌うことは、必ずしも同じではありません。
ソングメーカーでは、完成したオリジナル曲をプロの歌い手による歌入れで仕上げることができます。
ここでいうプロの歌い手とは、誰もが知る有名歌手という意味ではありません。
歌うことを仕事としており、経験と実力を持った歌い手の方々です。
曲の雰囲気や歌詞の内容に合わせて、男性ボーカル、女性ボーカル、やさしい声、力強い声など、イメージに合う歌い手をご提案いたします。
もちろん、実際に歌入れを行う前には、歌い手の候補をご紹介し、お客様にご確認いただいたうえで進めます。
「自分の言葉だけど、自分では歌えない」
そのような場合でも、歌い手の声を通して、あなたの言葉を一つの楽曲として届けることができます。
一方で、自分で歌いたいという方も大歓迎です。
上手に歌えるかどうかだけが大切なのではありません。
自分で書いた言葉を、自分の声で歌う。
それは、オリジナル曲ならではの特別な体験です。
多少不安があっても、録音や編集の工程でできる限り整えることは可能です。
また、必要に応じて歌いやすいキーやテンポに調整することもできます。
つまり、歌に自信がないからといって、オリジナル曲を諦める必要はありません。
プロの歌い手に任せることもできます。
自分で歌って残すこともできます。
大切なのは、どちらが正しいかではなく、あなたの曲をどの形で残したいかです。
自分で歌って残したい場合は、歌の上手さだけではなく、
その人自身の声で残す意味を大切にした制作方法もあります。
自分の歌を録音して、CDとして残したい方へ
「この言葉、曲になるのかな」を、そのままにしていませんか
この記事を読んで、
「自分のメモや歌詞も、曲にできるかもしれない」
「途中までしか書けていないけれど、少し気になる」
と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大切なのは、最初から完成した歌詞を用意することではありません。
今ある言葉を、どんな曲にしていきたいのかを整理することです。
ノートの中の言葉、スマホに残っているメモ、誰かに向けた一文。
そこからでも、オリジナル曲づくりは始められます。
今ある言葉を一度整理してみる
下のフォームは、「メールアドレス」と「お名前」「一言」だけで送れます。
歌詞が完成していなくても、断片的なメモでも大丈夫です。
- 歌詞やメモはあるが、曲にできるか分からない
- 途中まで書いた言葉を形にしたい
- 自分では作曲できないが、オリジナル曲にしてみたい
歌詞・言葉のオリジナル曲化フォーム
※営業は一切行いません。まずは、今ある言葉や想いを整理するところからご一緒します。
ソングメーカー代表
井村淳也が直接お話を伺います。
実際にはどのように曲が完成するのか
「言葉はあるけれど、その先が想像できない」
初めてオリジナル曲を作る方から、よくいただくご相談です。
確かに、作曲やレコーディングの経験がないと、完成までの流れは分かりにくいかもしれません。
そこでここでは、ソングメーカーで実際に行っている基本的な流れをご紹介します。
① 言葉を共有する
まずは、あなたが持っている言葉をお聞かせください。
完成した歌詞である必要はありません。
- 歌詞
- 詩
- メモ
- 手紙
- 日記
- 箇条書きのアイデア
どのような形でも大丈夫です。
「何を伝えたいのか」を共有していただくところから始まります。
② 曲の方向性を整理する
次に、その言葉をどのような曲にしていくのかを整理します。
例えば、
- 明るい曲にしたいのか
- 切ない曲にしたいのか
- ポップスなのか
- バラードなのか
- 男性ボーカルなのか
- 女性ボーカルなのか
といった方向性を一緒に考えていきます。
この段階で細かい音楽知識は必要ありません。
イメージや好みをお聞きしながら整理していきます。
③ 作曲する
共有いただいた言葉をもとに、メロディを作っていきます。
言葉の流れや感情の動きを大切にしながら、オリジナルのメロディを形にします。
ここで初めて、あなたの言葉が「歌」として動き始めます。
④ アレンジを行う
メロディが完成したら、楽器や音の構成を加えていきます。
ピアノ中心にするのか。
バンドサウンドにするのか。
ストリングスを入れるのか。
同じメロディでも、アレンジによって曲の印象は大きく変わります。
言葉やテーマに合った形へと仕上げていきます。
⑤ 歌入れを行う
完成した楽曲に歌を入れます。
ご自身で歌うこともできますし、プロの歌い手による歌入れも可能です。
曲の雰囲気やご希望に合わせて進めていきます。
⑥ 完成
こうして、最初はノートやスマートフォンの中にあった言葉が、一つのオリジナル曲として完成します。
完成した楽曲は、音源として楽しむだけでなく、CDにしたり、動画にしたり、家族や友人へ届けたりすることもできます。
最初は一つの言葉だったものが、たくさんの人に聴いてもらえる作品へと変わっていくのです。
ご相談から作曲・編曲・歌入れ・納品までの全体像を確認したい方は、
制作の流れをまとめたページも参考になります。
オリジナルソング制作の流れを見る
途中で歌詞が変わっても大丈夫です
実際に曲作りを進めていく中で、よくあることがあります。
それは、完成に近づくほど「もっとこうしたい」が見えてくることです。
最初はこれで良いと思っていた言葉が、何度か聴いているうちに少し違って感じる。
もっと伝わる表現を思いつく。
別の言葉の方が今の気持ちに近い気がする。
これは決して珍しいことではありません。
むしろ、自分の曲だからこそ起きる自然な変化だと思います。
ソングメーカーでは、そのような歌詞の修正や変更にも柔軟に対応しています。
一文字だけ変えたい。
一節を書き換えたい。
サビの表現を見直したい。
そうしたご要望は、これまでも数多くお受けしてきました。
もちろん、変更の内容によってはメロディの調整が必要になることもあります。
ですが、「一度決めたらもう変更できない」ということではありません。
大切なのは、最初から完璧な歌詞を用意することではなく、納得できる作品に近づけていくことです。
だからこそ、最初の段階では「まだ完成していない」「自信がない」と思う言葉でも大丈夫です。
曲作りは、一緒に形を整えていく作業でもあります。
言葉を見直しながら。
曲を聴きながら。
時には新しい発見をしながら。
少しずつ理想の形へ近づけていくことができます。
ソングメーカーでは、できる限りお客様の想いに寄り添いながら、納得できる一曲になるまで一緒に作り上げることを大切にしています。
まとめ|言葉がある時点で、曲作りは始まっています
オリジナル曲を作るためには、特別な才能が必要だと思われることがあります。
楽器が弾けなければいけない。
作曲ができなければいけない。
音楽理論を知らなければいけない。
そう感じて、一歩を踏み出せずにいる方も少なくありません。
ですが、これまで1,200曲以上の制作に携わってきた中で、私が何度も見てきたのは違う景色でした。
作曲ができなくても。
楽器が弾けなくても。
音楽経験がなくても。
言葉を持っている人はたくさんいました。
誰かに伝えたい想い。
忘れたくない出来事。
大切な人へのメッセージ。
自分の中に残しておきたい気持ち。
そして、その言葉たちが一つひとつ曲になっていきました。
だから、もしあなたが今、歌詞を書いているなら。
あるいは、メモや日記の中に残している言葉があるなら。
その時点で、曲作りの出発点はすでに持っています。
作詞だけでも大丈夫です。
音楽経験がなくても大丈夫です。
必要なのは、完璧な知識ではありません。
「この言葉を曲にしたい」という気持ちです。
ノートの中に眠っている言葉や、スマホに残っているメモ。
それはまだ未完成なのではなく、オリジナル曲の出発点かもしれません。
ここまで読んで、
少しでも「自分の言葉も曲になるかもしれない」と感じた方へ。
まだ歌詞として整っていなくても大丈夫です。
短いメモや、途中までの言葉でも、
そこから曲の方向性を一緒に整理していくことができます。
「こんな言葉でも曲になりますか?」
そんな一言からでも構いません。
歌詞が完成していない場合や、音楽の知識がない場合のご相談については、
よくあるご質問にもまとめています。




コメント
このサイトを見れば、簡単に歌詞が作れそうです。
ありがとうございました。
こちらこそご覧下さりありがとうございます。何か参考になることがあれば嬉しいです。