音楽家お父さんの運営するソングメーカー。よさこい(YOSAKOI)ソーラン楽曲制作の実際をご紹介~その1 「全体制作」の流れ

皆さんこんにちは!ソングメーカー代表、井村淳也です。

今日もブログをごらん下さり、ありがとうございます。

今日はいよいよ通算ご依頼550曲が近づいてきた、よさこいソーラン楽曲のお話を。
今後、ご依頼を検討して下さっている方にも参考としていただければと思いますので、技術的・事務的なことも含めた、かなり詳しいところまで突っ込んだ内容にできればと思います。

実際の依頼はどのようにに行われ、どのように完成を目指して進んでいくのかを、できる限り詳しく、わかりやすくお伝えできればと思っています。

ですので、何回かに分けて書いていきますね!今後は、以下のように予定しています。

1 制作の流れ(始まり)
2 制作の流れ(途中経過~修正)
3 制作の流れ(完成まで)
4 時間
5 構成
6 楽器
7 掛け声
8 歌
9 歌詞
10 納品~再修正

また、これまで実際に楽曲を作らせて頂いたチーム様にとっても、制作の裏側を少しでも知って頂き、その楽曲が作られた経緯や、次回のご依頼を検討して下さる際の参考にしていただければ嬉しいです。

その初回となる今回は、「1 制作の流れ」の始まりの部分。
お客様からのファーストコンタクト~ご依頼に至るまでです。
お客様と私とでの、コミュニケーションにかかわる問題についても言及していきます。

これまで全国のチーム様から、さまざまなタイプの楽曲制作ご依頼を頂いてきました。

どんなイメージであれ、ジャンルであれ、構成であれ、すべての楽曲はゼロから作り上げる完全オリジナル曲です。

ですから、まずお客様からの
「こんな曲にしたい」
というご要望を受けてから、作り始めていきます。

その際、うかがうご要望の内容としては以下のようなものがあります。

  • 全体の構成:大まかに5部構成で分けた形で、その雰囲気や盛り上がりのイメージを以下のような形でうかがいます。
    こちらは、当方で用意したアンケートがございますので、そちらにインターネット上からお答えいただく形です。
  • 使いたい楽器:主に和楽器が多いですが、それ以外でも具体的な楽器がお分かりになる場合は教えて頂ければ対応いたします。

これはあくまでもイメージなので、簡略化したものです。
よさこいソーランの楽曲は、4分前後の演舞時間の中でストーリー性を持ったものが多く、上記のように場面ごとに曲調が切り替わるため、このようなアンケートを行いご要望を伺っております。

  • 参考となる楽曲の有無:イメージに近い楽曲をご存知の場合は、その楽曲を教えて頂きます。
    YOUTUBEなど、インターネット上の動画をご指定いただければ、こちらでその音源を確認し、制作の参考とすることが可能です。
  • 全体の長さ:4分以内、というのがもっとも多いのですが、具体的な長さが決まっている場合は、その長さで作ることが可能です。
  • 歌入れの有無:作曲が終わった後、人間の歌を入れるかどうかの選択です。昨今のご依頼では歌いれまで希望されることが多くなっており、楽曲の特徴づけとして重要と考えているチーム様が多いようです。当方で行うか、お客様のほうで歌い手さんをご用意いただいて行うか、選ぶことができます。
    お客様で行って頂く場合は、録音機材をお送りし、お使いいただく郵送レコーディングと、
    特に歌いれにこだわりをお持ちの場合だったり、録音方法に自信がない、という場合は、出張レコーディング、いずれかをお選びいただけます。
  • 掛け声入れの有無:作曲が終わった後、人間の掛け声を入れるかどうかの選択です。いわゆる合いの手というもので、踊りの盛り上がりを演出するために効果的です。男女、もしくは混合と選ぶことができます。歌いれ同様に、当方で行うか、お客様のほうで行って頂くかを選ぶことができます。録音方法も同様に、郵送・出張のいずれかをお選びいただけます。
  • 歌詞について:歌いれを行う場合は、その歌詞が必要となりますが、その作詞を当方で行うことが可能です。
    また作詞をお客様でしていただくことも可能で、その場合は作詞料金は発生しない形となります。

以上が、楽曲制作を始めるにあたり伺いたい主な内容となります。
それぞれの細かい内容については、次回以降、一つ一つご説明させて頂きますね。
今までのご依頼での失敗談、苦労話、思い出深かったご依頼・・・などなど、色々な実際のケースを例に出しながら、ご説明していければと考えています。

 

 

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