皆さんこんにちは!ソングメーカー代表、井村淳也です。
今日もブログをごらん下さり、ありがとうございます。
ソングメーカーでは、2008年の創業以来、よさこいソーラン楽曲の制作依頼を多くいただいてきました。
おかげさまで、間もなく通算依頼500曲を数えます!本当にありがとうございます。
今回は、そんなおめでたい節目を祝って、よさこいソーラン楽曲での「人気ランキング」を発表したいと思います。
いずれも、1位と2位をご紹介しますね。
1.よさこいソーラン楽曲での使用楽器
よさこいソーラン楽曲では、主に、和楽器を中心とした構成を希望される方が多くいらっしゃいます。
和楽器、というと、いろいろな種類がありますが、主なものとしては・・・
弦楽器では三味線、琴。管楽器では横笛、尺八。打楽器では太鼓、小鼓、といったあたりで す。
この中で、もっともお客様からの希望が多いものは・・・・ズバリ!
三味線です!
正確な統計を出したわけではありませんが、全楽曲の制作に携わっている私の感覚では、三味線をまったく使わない楽曲というのは、全体の5%にも満たないのではないかと思います。それも、「あえて使わない」というお客様からのご要望があって、そうしております。
和楽器を多く使うのがよさこいソーラン楽曲だけれども、あえてそれを使わず、特徴づける。というお考えから、そういった楽曲制作を行っています。
ちなみにソングメーカーでは、使用する楽器数に制限はありません。「この楽器を追加するとその分、料金が増えますか?」というご質問を頂くことがありますが、そのようなことはありま せんので、ご安心ください!
次点としては、太鼓です。太鼓も和風楽曲のリズムの要なので、使うケースがほとんどですね。
ただ、リズムは同じくらい重要な楽器として、ドラムがありますので、太鼓ではなくドラムでリズムを担う、ということもありますので、三味線よりは使用比率は低め。低め、といっても、太鼓もやはりほとんどのチーム様が希望される楽器なんですけどね。
一方、三味線は弦楽器ですが、その独特の響き、存在感は、他の楽器には変えられないものとなっています。
と、言うわけで、よさこいソーラン楽曲の楽器といえばなんといっても、三味線!なわけですね。
2.よさこいソーラン楽曲の構成
よさこいソーラン楽曲は、約4分ほどに収まることがほとんどです。
その4分間 で、ストーリーを構成して踊るのですが、そのストーリー展開をどうするのか。
その構成自体が、チーム様の表現したい思い、テーマにつながっていることが多いんですよね。
起承転結、はっきりとした場面の切り替えを好む場合もあるし、最初から最後まで、同じようなテンポで展開するというケースもあります。
では、そんな楽曲構成の一番人気は!と言いますと・・・ズバリ!
スロー部分、ハード部分、交互に繰り返してメリハリをつけ、ラストに向けて盛り上がっていく。
という構成なんですね。
BPMを交え、具体的に説明しますと、
まずイントロはややゆったり気味のテンポで入ります。BPMは、100前後。
その後、序盤で一度盛り上がる部分が来ます。BPM は、120くらいですね。
ここまでで2分弱くらい。
中盤では、一旦テンポを落ち着かせて、しっとり踊るパートが来ます。男女混合チームの場合、女性踊りのパートとなることが多いですね。BPMは85~90くらいでしょうか。
そしてその後はまた、終盤からエンディングへ向けて一気に盛り上がるわけです。BPMは最も盛り上がるわけなので、かなり早め。130~140くらいが多いです。
場合によっては、さらに早いテンポで表現されることもありますが、ほとんどの場合、最速でも140程度に収まることが多いです。
こんな形での楽曲構成が最も多くなっています。
メリハリあり、場面展開あり、踊りの振り付けもしやすく、いろいろな表現ができる。
とても奥深い、また 、一粒で何度も美味しい♪そんな構成なんですね。
いわば、王道的な構成と言えるのではないでしょうか?
次点としては、実に色々なパターンの楽曲がありましてなかなか絞るのが難しくはあります。
あえて2位を決めますと・・・
最初からある程度のテンポを保ちつつ、最後まで。という構成が多いですね。
ある程度のテンポ、というのは、大体BPMだと110~120くらい。
楽曲を通してずっと同じテンポですから、あまり速すぎると、体力的にきつくなってしまうんです。
また、この構成の場合気をつけるのは、テンポの変化でメリハリをつけることが出来ませんから、作曲・編曲でメリハリをつける必要があることです。そうしないと、単調な印象の楽曲になりかねませんか らね。
実際、お客様に「~の部分が単調なので変えて欲しい」というご要望は伺うことがあります。
もちろん、お客様にご納得頂くまで修正対応させて頂きますので、ご安心ください!
お客様から頂いたご意見を今後の制作に活かしていきます
と、いうわけで、いかがでしたでしょうか。
ご依頼500曲が目前に迫った、よさこいソーラン楽曲。
少し思い浮かべるだけで、実に色々なチーム様に作らせて頂いた楽曲が思い浮かびます。
その都度、お客様にご要望を伺い、修正対応をし、最終的にはご満足頂ける楽曲へと仕上げられる。
そんなやり取りを繰り返して、私もこれまで大変勉強させて頂きました。
そしてその経験をいかし、これからもよりご満足頂けるような楽曲制作ができるよう、努めてまいります!
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