
みなさんこんにちは!ソングメーカー代表、兼制作者の井村淳也です。
よさこいの魅力は、踊り子たちの熱気や衣装の華やかさだけではありません。観客が自然と手拍子を打ち、声を上げて応援したくなる──そんな一体感を生み出すことができたチームは、祭りの記憶に長く残ります。
その鍵を握るのが、実は楽曲づくりの段階から仕込む“観客を巻き込む仕掛け”です。今回は、ソングメーカーがこれまで550曲以上の制作経験を通して培ってきたノウハウから、観客を巻き込むために特に効果的だった3つの演出ポイントをご紹介します。
観客参加を促すよさこい掛け声と手拍子の仕掛けで演舞の一体感を高める
観客を“聴くだけの人”にしない──掛け声と手拍子の仕掛け
よさこい祭りでは、演舞を見守る観客が手拍子を始めたり、掛け声を合わせたりした瞬間に、会場全体の空気が大きく変わります。単なる観覧者から、その場を一緒につくる“共演者”へと変わるのです。この観客の変化は、演舞の印象を強烈なものにし、チームの記憶を人々の心に刻みます。
その仕掛けを支えるのが、実は楽曲の設計段階です。観客が自然に声を出したくなるポイント、手拍子を入れたくなるリズムは、偶然ではなく計算された演出によって生み出されます。
例えば、ソングメーカーでは次のような工夫を取り入れてきました。
リズムの“余白”をつくる
常に音が鳴り続けると、観客は入り込む隙を見つけられません。太鼓や打楽器を一時的に止め、掛け声を響かせるための静寂を挟むことで、自然と観客が声を合わせたくなる瞬間が生まれます。
コール&レスポンスを組み込む
曲の中に「ハッ!」や「ソイヤ!」といった短い掛け声を繰り返し配置し、踊り子だけでなく観客にも呼応しやすいリズムを提示します。シンプルで覚えやすいフレーズがポイントです。
手拍子を導くリズムパターン
サビの直前に、スネアや拍手音で4拍子のリズムを明確に提示すると、観客も自然と手を叩きたくなります。特に子どもや初めて祭りに来た人でも参加しやすい仕掛けです。
こうした演出は、単に音楽的なテクニックではなく、観客の心理に寄り添ったデザインです。ソングメーカーが後払い制・無制限修正対応を基本としているのも、こうした細部の調整を現場で確かめながら進められるようにするためです。
あるチームでは、初稿では観客が入り込みにくい曲構成でしたが、試演のフィードバックをもとにサビ前の手拍子リズムを追加したところ、本番では観客席から自然に手拍子が起こり、会場全体の一体感が増しました。チーム代表からも「ここまで観客が一緒に盛り上がってくれたのは初めてだ」と喜ばれた経験があります。
観客をただ見守るだけでなく、共に声を出し、手を叩き、盛り上げる存在に変える──その最初の一歩は、曲づくりの時点で仕込まれているのです。
もちろん、これらは大前提として「ご依頼チーム様のご要望を最優先にして」制作を進めます。あくまでもお客様の楽曲に対するご要望をベースにしながら、ご満足いただける形にできるよう努めていくのが、よさこいソングメーカーの創業以来一貫して変わらない制作スタイルとなっております。
よさこい クライマックス 間 静と動 アレンジで劇的な盛り上がりを作る
クライマックスを作る“ための間”──静と動のコントラスト
よさこい演舞のクライマックスは、観客の心を一気につかむ最も大切な瞬間です。しかし、その盛り上がりをより鮮烈に感じてもらうためには、常に大きな音や激しいリズムを鳴らし続けるのではなく、あえて音を抑える“ための間”が必要です。
ソングメーカーでは、クライマックスの直前に数小節の“静”をつくるアレンジをよく提案します。たとえば、打楽器を止めて太鼓の残響だけを残したり、メロディを抜いて囁くような声だけを響かせたり。こうした一瞬の静寂があることで、次に訪れる爆発的なリズムとサウンドが何倍にも強く感じられます。
この手法は、観客にとっても心理的な効果があります。静寂の中で自然と息を呑み、次にくる展開を待ち望む。音楽が再び弾けた瞬間に、溜め込んでいたエネルギーが一気に解放され、歓声や手拍子が自然に生まれるのです。
こうしたコントラストは、単なる演出ではなく、踊りの動きやストーリーにも呼応するものです。あるチームでは、物語のクライマックスで勇者たちが一斉に立ち上がる場面を演出するため、音楽もそれまでの賑やかさを一度抑え、踊り子たちの決意を示すような静かな旋律を挟みました。そして一拍置いて太鼓とギターが同時に鳴り響く瞬間、観客席から歓声が上がり、ステージ全体が震えるほどの迫力が生まれました。
音楽的に見ると、静と動の切り替えはアレンジの緩急を作り、曲に奥行きを与えます。特に野外会場では、常に大音量を響かせていると観客の耳が慣れてしまい、感動が薄れてしまうことがあります。だからこそ、クライマックス前に“音を引く”ことで、再び音が鳴り始めた瞬間のインパクトを最大限に引き出すのです。
制作の現場では、この“ための間”をどこに置くかがしばしば議論になります。踊りの振付やフォーメーションの切り替えとリンクさせることで、視覚的にも音楽的にも一体感を生み出せるからです。ソングメーカーでは、デモ音源と振付動画を照らし合わせながら何度も調整を重ね、最適なタイミングを探ります。こうしたプロセスが、無制限修正対応という制作スタイルによって支えられているのは言うまでもありません。
結果として、静かな緊張感と爆発的な盛り上がりの落差は、観客の心を強く揺さぶり、祭りの記憶に残る瞬間をつくり出します。チームにとっても、「ここが見せ場だ」という確信を持って踊れるため、踊りの表情が自然に変わり、より魅力的な演舞へとつながっていきます。
観客を巻き込むためには、大きな音を増やすよりも、むしろ音を引く勇気が必要です。その緩急のデザインこそが、よさこい楽曲の持つ奥深さであり、ソングメーカーが大切にしてきた“届けるための工夫”のひとつなのです。
よさこい観客一体化 声のデザインで掛け声とコールを設計する
観客と一体になるための“声”のデザイン
よさこい楽曲における「声」は、単なる歌詞のメロディだけではありません。掛け声やコール&レスポンス、さらには踊り子たちの息づかいまでを含めた“声の演出”こそが、観客を巻き込み、一体感を生み出す大きな要素です。
特に印象的なのは、短いフレーズの繰り返しが生む力です。長い歌詞では観客が覚えられず、参加しにくくなりますが、「ハッ!」「ソイヤ!」「セイヤッ!」のような一言なら、初めて祭りを訪れた人でもすぐにリズムに乗って声を合わせられます。ソングメーカーでは、こうした掛け声を曲のテンポや振付のキメに合わせて計算し、自然に声が出やすいタイミングを作り込んでいます。
もうひとつの工夫が、声の響かせ方のコントロールです。例えば、序盤は低く抑えた掛け声を入れて緊張感を演出し、中盤以降は踊り子たちの大きな声が響く構成にすると、物語の盛り上がりを視覚と聴覚の両面で感じてもらえます。また、コーラスを重ねることで大人数の迫力を出す手法も有効です。観客がその声に引っ張られて、自然と手拍子や掛け声を合わせたくなります。
現場の踊り手にとっても、声を出すタイミングが明確に設計されていると踊りやすく、パフォーマンスが一段と引き締まります。あるチームでは、振付師から「この部分は一斉に“ハッ!”と声を合わせたい」というリクエストを受け、それに合わせて曲のビートを一拍休ませました。その結果、踊りの動きと声がぴたりと揃い、演舞全体に一体感が生まれました。
また、声のデザインは観客の心理的な参加ハードルを下げる役割も果たします。特に初めて見る祭りでは、観客は最初は遠慮がちですが、曲中で何度も聞くうちに「次はここで声を出すんだな」と自然にわかり、気づけば体を揺らしながら声を合わせている──そんな場面をこれまで何度も目にしてきました。
ソングメーカーが後払い制や無制限修正を採用している理由のひとつも、この“声の調整”にあります。実際に踊りやリハーサルの映像を見て、「この掛け声は少し長すぎる」「ここはもっと静かにして緊張感を出したい」といった具体的な意見を反映させながら、最適な形を探っていけるからです。
声は、音楽と踊りのあいだをつなぐ架け橋です。観客と踊り子の心をひとつにするための、最もシンプルで最も効果的なツールともいえます。音楽的な華やかさだけではなく、この声の力を丁寧にデザインすることこそが、祭りの場に生きるよさこい楽曲の真髄です。
祭りの記憶を作る観客巻き込みの音づくり よさこい楽曲制作のまとめ
まとめ:観客を“巻き込む”音づくりこそ祭りの記憶をつくる
よさこい祭りの醍醐味は、踊り子の迫力だけでなく、観客がその場に引き込まれ、共に声を出し、手を叩き、体を揺らしながら一体感を楽しむところにあります。
その体験は偶然ではなく、楽曲の設計段階から周到に仕込まれた“参加の仕掛け”によって生み出されます。
掛け声や手拍子を誘うリズム、クライマックスに向けた静と動のコントラスト、そして観客を自然に導く声のデザイン──どれもが、観客を単なる観覧者ではなく祭りの共演者へと変えるための重要な工夫です。
ソングメーカーは、550曲以上の制作実績と後払い制・無制限修正対応という安心のスタイルで、全国のチームとともにこの工夫を積み重ねてきました。チームごとの物語や踊りの魅力を最大限に引き出し、観客とともに“場をつくる”音楽を届けることが、私たちの使命です。
祭りの記憶に残る演舞は、踊り子だけでなく観客もまたステージの一員になる瞬間に生まれます。あなたのチームも、そんな特別な一体感を音楽の力で育ててみませんか。
お問い合わせと無料相談の案内
お問い合わせはおきがるにどうぞ
「観客をもっと巻き込みたい」「祭りの場に新しい一体感を生み出したい」──そんな想いをお持ちなら、まずはお気軽にご相談ください。
初回の打ち合わせでは、チームの雰囲気や祭りで目指したい姿をじっくりお伺いし、最適な方向性をご提案します。



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