よさこいソーランで使用する楽器の具体的な活用例~1 三味線

皆さんこんにちは!ソングメーカー代表、井村淳也です。

今回は、よさこいソーランで使用する楽器のひとつ「三味線」を、実際に音を出しながら、何パターンかの変化を比較することで異なる印象になることを聞いていただいて、より実際的な制作工程に触れていただければと思います。

三味線という楽器

三味線は、和楽器を代表する楽器だと感じています。
実際、和風の曲調になることの多いよさこいソーラン楽曲においても、非常に多く使われる楽器です。

お客様のご要望でも、間違いなく「使ってほしい楽器」のトップクラスと言えます。

それだけ重要な、三味線。
これまで500曲を超える、よさこいソーラン楽曲の受注を頂いてきましたが、それだけ三味線という楽器の音色に触れる機会が多くありました。
その具体的な使い方や効果、出来上がった音源に対するお客様の反応など、何回かに分けてお伝えしていきたいと思います。

裏方に徹する三味線

三味線は弦楽器です。
弦楽器と言えば、ギターが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
同じ弦楽器ですから、ある程度、似たような使い方が考えられます。

ギターは、エレキにアコギ、クラシックなどありますが、ここではまずエレキギターをイメージしてください。

エレキギターは、主にソロパートを担うリードギターとサポート的な演奏を担うバッキングギターとがあります。
ロックバンドでギターが2人いる場合、このようにその役割が分れていることが多いですね。

今回はその、三味線の演奏についていくつか具体例を、実際に作った音源をご紹介しながらご説明します。

三味線もギターと同様、ソロ的な演奏もありますし、バッキング的な演奏もあります。
私の場合は、太鼓やベースといった、低音部分を演奏する楽器にあわせて力強く弾く、という形が多いです。

低音部分を強調することが、よさこいソーラン楽曲の場合多くあるため、でもあります。
三味線の低音部の響き、その良さを楽曲に活用する形になります。

音源視聴

例としては、このような音源になります。


BPM=125
使用楽器=太鼓、ベース、三味線

テンポは125と、標準~やや速めです。
ある程度盛り上げるパートでよく使われるテンポ感ですね。

ただ、楽曲の一番盛り上がるところ、クライマックスでは、少し遅いかなという印象。
ちなみに楽曲の最高潮部分は、BPMは140くらいまで上げていくこともしばしばあります。

三味線以外の使用楽器は太鼓とパーカッション、シンプルな構成です。

またいずれも低音部を担う楽器であり、一体となってかなりドッシリとした音に仕上がっています。

以下、少しアレンジしてみます。

1オクターブ上げてみる


三味線の演奏音域を1オクターブ高くしました。
さきほどよりも軽い印象になってきますね。
ただ、太鼓とパーカッションはそのままなので、全体的な印象としては三味線の音色がよりはっきり聞こえる方向に変化しています。

また、通常楽曲で最も低い音域を担当するベースが入っていませんので、三味線の音が高くなった分、音源そのもののイメージも高くなっています。
(ベースは通常、三味線より1オクターブ下を演奏することが多いです。)
このあたりは個人差がありますし、実際に聞いてみないとわからない部分も大きいですよね。

よく、お客様との修正ご要望についてのやり取りで
「○○の楽器を1オクターブ上げて(下げて)みようと思います」
と、こちらの考えをお伝えする場合があるのですが、具体的にはこのような変化が見られます。参考にしていただければ幸いです。

さらに32分音符を多めに使用


そしてさらに、32分といった細かい動きの音符を多めに加えてみました。
流れるようなフレーズが心地よく感じられます。そしてここまで来るとバッキングというよりもソロ的な印象が強くなります。
よく使う形としては、楽曲の途中、リズムブレイク的な箇所でこういった三味線のソロを取り入れるパターン。

三味線はよさこいソーランの楽曲で、主役級の役割を担うほど重要な楽器ですので、こうして弾き方を変えていくだけで、様々な使い方や表現方法が考えられるものです。

是非、実際のご依頼をご検討いただく際、参考としていただければ幸いです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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お客様にご満足いただけるような楽曲制作を心がけています。実際にご依頼下さった方にご感想を伺いました。

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