
みなさんこんにちは!ソングメーカー代表、兼制作者の井村淳也です。
「初めての依頼のときは、正直どう伝えればいいのか分からなかった。」
そう話すのは、私が長年担当している常連チームのリーダーの言葉です。
よさこい楽曲の制作では、「イメージをどう伝えるか」がすべての出発点。
同じチームが何度も依頼を重ねるうちに、制作側との“呼吸”がどんどん合っていくのは、
単に経験を積んだからではなく、発注の仕方が進化しているからです。
この記事では、これまでに10年以上・数十曲を共に作り上げてきたリピーターたちの声をもとに、
「うまくいく発注のコツ」を具体的に整理します。
“伝え方ひとつで、出来上がる音がまるで変わる”──その理由を、現場の実例とともに掘り下げていきます。
初回依頼との違いと任せ方の変化|よさこい曲の依頼で信頼が生む最短コミュニケーション
初回依頼で生じる「伝え方の難しさ」と限界
初めてよさこい曲を依頼するとき、多くのチームが「自分たちの色をちゃんと出したい」という思いから、
細かくリクエストを伝えようとします。たとえば──
- 「和風で、でも現代的に」
- 「テンポは速め、だけど重厚に」
- 「サビで観客が一気に盛り上がるように」
どれも大切な方向性ではありますが、実は初回依頼の多くが「伝え方の難しさ」に直面します。
なぜなら、“言葉”で伝えられる情報には限界があるからです。
曲のテンポ、厚み、空気感、情緒──どれも数値化できず、制作者によって解釈が異なります。
「任せる」の誤解を解く──信頼して丸投げすることではない
「任せる」=「信頼して丸投げ」ではない
リピーターに見られる任せ方の変化と部分的な委ね方の効果
長年リピートしてくれるチームほど、「任せ方」が変わっていきます。
最初は「希望を細かく伝える」ことに力を入れていたのが、
2回目以降は「任せる部分を決める」ようになるのです。
たとえば──
- 「全体の構成はお任せしますが、イントロだけは今年のテーマに寄せてください」
- 「去年のサビの盛り上がりは最高だったので、そこをベースに進めてほしい」
こうした“部分的な任せ方”ができるようになると、
制作の自由度が増し、結果としてより完成度の高い一曲になります。
信頼の蓄積が生む最短距離の会話と暗黙の理解
信頼の積み重ねが「最短距離の会話」を生む
リピーターの多くが口を揃えて言うのが、
「最近は細かく言わなくても伝わるようになった」という言葉です。
これは、チームが成長したというより、共有してきた文脈の蓄積です。
初回の段階では1時間かけて話していた内容が、
5年目には「去年の後半みたいな流れで」で済む。
この“暗黙の理解”こそ、よさこい曲づくりにおける最大の武器。
私自身、長年同じチームと関わる中で、
「言葉の奥にある意図」や「チームの呼吸」を読み取る力が磨かれてきたと感じます。
それは単なる経験ではなく、互いの信頼が育てた制作の精度なのです。
打ち合わせが短くても深くなる理由と共通言語の重要性|短時間で本質を共有する打ち合わせにする方法
初回依頼では打ち合わせが長くなる理由
初回依頼のときは、打ち合わせの時間がどうしても長くなります。
「どんな曲にしたいのか」「どんな場面で流すのか」「チームの特徴は」など、
こちらがヒアリングするべきことも多く、依頼者も自分の想いを整理しながら話すため、
1回の打ち合わせに2〜3時間かかることも少なくありません。
リピーターになると打ち合わせが短く深くなる変化
しかし、リピーターになるとそれが変わります。
短い言葉のやり取りで、深いところまで共有できるようになるのです。
共通言語があるからやり取りが早くなる
「共通言語」があるから早い
たとえば初回の頃なら、
「もっと“疾走感”を出したい」と言われたときに、
その“疾走感”がテンポの速さなのか、リズムの切れなのか、
それともサウンドの軽さなのかを確認する必要がありました。
でも、何年も一緒に制作していくうちに、
「疾走感=前年度の『蒼の風』のサビの感じ」という共通言語が生まれる。
これがあると、やり取りは数分でも意図が通じるようになります。
共通言語ができるというのは、
単に“仲良くなった”ということではなく、
お互いの中に共通の作品体験が積み重なっているということ。
この蓄積が、制作のスピードと精度を劇的に高めてくれます。
短くても深い打ち合わせは信頼の表れ
“短くても深い”打ち合わせは信頼の証
リピーターの打ち合わせは、
「言葉少なでも心は通じている」という状態。
だからこそ、逆に小さな違和感にはすぐに気づけます。
たとえば「イントロ、今年はちょっと違う方向で」とだけ言われても、
その一言のトーンで、「より和の方向に振りたいのか」「現代的に寄せたいのか」が分かる。
これは、過去のやり取りの中で積み重ねた“非言語的な信頼”の賜物です。
この関係性が生まれると、
「言葉で伝える量」は減っても、「伝わる深さ」は増す。
そんな密度の高いコミュニケーションが可能になります。
共通言語がもたらす制作の効率化と発想の自由度向上
制作の効率化だけでなく、“発想の自由度”も上がる
共通言語ができることで得られるのは、
単なる時短や効率化ではありません。
むしろ大きいのは、制作側がより自由に発想できるようになること。
「このチームならきっと受け入れてくれる」という安心感があるから、
新しい試みを提案できるようになるのです。
結果的に、チームごとの“今年らしさ”を毎年更新していける。
そのサイクルを続けられることが、リピーター関係の最大の魅力です。
チームの成長と曲の進化|よさこい楽曲がチームとともに成熟する過程
曲の成長とチーム成長が鏡のように連動する現象
長く同じチームと関わっていると、面白いことに「曲の成長」と「チームの成長」は、
まるで鏡のようにリンクしていきます。
最初の依頼時は、「とにかく明るく」「元気に」といった抽象的な要望が多く、
“勢い”で突き抜けるタイプの曲になることが多い。
それが3年、5年と続くうちに、チームの方向性や踊りの精度が明確になり、
曲の中にもテーマ性・物語性・完成度が生まれていくのです。
チームが育つことで深まる音楽的理解と判断力
「チームが育つ=音楽の理解が深まる」
最初のころは、音の細部よりも全体のノリを大切にしていたチームも、
経験を重ねるうちに、
「ここで間をとったほうが踊りが映える」
「この音が入ると、観客の反応が違う」
といった“音楽的判断”ができるようになります。
それは、メンバーが音を“聞く”から“感じる”へと成長している証拠。
そして制作者としても、その成長を感じ取ることで、
「次はもう一段階上の表現を」という挑戦心が湧いてきます。
リピーター関係が共創へと移行するプロセス
リピーター関係は“共創の関係”へ
リピーターと制作者の関係は、
「依頼者」と「受注者」という直線的な関係を越えて、
やがて“共創”のフェーズに入ります。
「今年は地域をテーマにしようと思って」
「去年の構成をベースに、もう少し重厚にしたい」
そんな相談から、制作の方向性が自然と固まっていく。
それは、曲を一緒に作るというより、チームの物語を共に紡ぐ感覚です。
私自身、10年以上続いているチームとの制作では、
「チームがどう変化してきたか」が音を聴くだけで分かります。
メンバーの年齢構成、踊りの方向性、演出の狙い──
それらが音の選択や構成に自然と現れてくるのです。
継続がもたらす表現の深化と攻められる音の創出
“続ける”ことが最大のアドバンテージ
新しいチームと出会うことももちろん刺激的ですが、
長く続ける関係の中でこそ、
“積み重ねてきた文脈”が音に深みを与えます。
単年の制作では到達できない表現がある。
その理由は、信頼関係があるからこそ**「攻められる音」**が作れるからです。
挑戦を受け止めてくれる依頼者がいる。
その安心感が、制作者の創造力を何倍にも広げてくれます。
リピーター依頼で実現する理想の音づくり|よさこい曲で高める完成度と長期的な提案力
一度きりの制作とリピーター制作の違い
一度きりの制作では、どうしても“その年の最適解”を狙う形になります。
チームの状況、踊りの方向性、演出テーマ──
あらゆる要素を初回の打ち合わせで一気に共有し、限られた情報の中で音を構築する。
それはそれで緊張感のある、一期一会の創作です。
しかし、リピーターとして何度も制作を重ねていくと、
そこには「継続しているからこそ到達できる理想の音」という領域が生まれます。
前年を超えるという明確な目標設定がもたらす成長
「前年を超える」という明確な目標設定
毎年の依頼で最初に話題になるのが、「去年を超える」という言葉。
これは単なるプレッシャーではなく、チームと制作者が共有する健全な挑戦心です。
前年の曲が好評だったなら、そこを基準に「どこを変えるか」「どこを引き継ぐか」を話す。
逆に少し課題が残った年なら、「次こそ理想の形に」と一緒に修正を重ねる。
この“比較できる土台”があることこそ、リピーター関係の大きな強みです。
細部の完成度が積み上がるプロセス
細部の完成度が積み上がっていく
毎年同じチームと制作を続けていると、
「イントロの長さは○秒くらいがちょうどいい」
「太鼓の音域はこのあたりが踊りに合う」
「ボーカルの入り方は観客の反応が変わる」
──といった“そのチーム専用のデータベース”ができあがっていきます。
これらは、初回の制作では得られない精度の情報。
その積み重ねが、年々曲の完成度を高め、“理想の音づくり”へと近づけていくのです。
チームの未来まで見据えた長期的な提案が可能になること
チームの未来まで見据えた提案ができる
さらに、長く関係を続けていくと、
制作は「今年の一曲」だけでなく、「チームの今後の展開」まで視野に入っていきます。
- 「来年は記念年だから少し壮大な構成に」
- 「新メンバーが多いから、今年は覚えやすく踊りやすい曲に」
こうした提案は、過去の経緯を知っているからこそできるもの。
初回依頼では見えなかった“長期的なチーム設計”が可能になります。
関係性が育てる理想の音づくり
「作品」ではなく「関係性」が理想を育てる
最終的に、“理想の音”を生み出しているのは機材でも技術でもありません。
それは、人と人の関係性です。
チームが信頼して任せてくれる。
制作者がその信頼に応えるように、毎回新しい挑戦を持ち込む。
この関係性の循環がある限り、音は必ず進化していきます。
よさこい曲のリピーター発注で実現する理想の音づくりと行動を促すCTA
よさこい曲の発注は共同作業であることの再確認
よさこい曲の発注は、単なる“依頼”ではありません。それはチームの想いを音に変える共同作業です。
初回から継続制作へと移る過程の価値
初回の打ち合わせでは、まだ言葉にならない想いを探り合いながら形を作ります。そこから信頼を積み重ね、何年も制作を共にしていくうちに、お互いの呼吸が合い、わずかな言葉でも深く通じ合うようになります。
リピーター関係が生む作品の深みと意味
リピーターとの関係は、その積み重ねの象徴です。回数を重ねるほどに、チームの個性が音に宿り、作品に深みが生まれていきます。「今年もお願いします」という一言には、単なる継続以上の意味──信頼・期待・共創の歴史が込められています。
安心して任せられる相手がいる強みと実績
ソングメーカーでは、これまでに550曲を超える制作実績を重ねてきました。その中には10年以上、毎年欠かさず制作を依頼してくださるチームもあります。理由はただひとつ。「どんな年でも、自分たちの想いを汲み取ってくれるから」です。
サービスの特徴と制作体制
- 打ち合わせはオンラインで全国対応しています。
- 修正は無制限で追加費用は不要、後払い制で安心です。
- 制作過程での安心感こそ、良い作品を生む土台だと考えています。
チームの次の物語を一緒に作る提案
チームが成長すれば、曲も進化します。それを何年にもわたって見届けられることは、制作者にとって最大の喜びです。「今年の私たちは、どんな音で、どんな想いを届けようか。」その問いに、一緒に答えを探すところから始めましょう。あなたのチームの物語を、次の一曲に込めて。
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