代表兼制作者自己紹介~その2

代表兼制作者の詳しいプロフィールWebサイトで私のプロフィールを公開しております。

ここでは、より深く私自身の過去や思いを綴らせていただきます。

自己紹介の続きとして 現在の思い

この記事を書いている現在、私は43歳になりました。
ソングメーカーを立ち上げたのは2008年、33歳のとき。
音楽を始めたきっかけは、さらに遠い過去のことのようにも思えます。

創業時点で私は、自己紹介ページにこのようなことを書いていました。

制作者(私)には、「音楽で人の心を癒したい」という願いがあります。

この言葉を今、改めて考えてみたいと思います。

「癒す」といっても、では自分に何ができるのか。難しいことだと思います。

私は音楽家として、音楽を作ることを仕事にしてきました。
それは2008年の創業以来、本当にたくさんの方との出会いがあったからこそ実現できたものです。

音楽を通じてつながる絆。
その絆の強さ、かけがえの無さを何度も体験してきました。

そこには年齢や性別、職業、立場、社会的地位など、人間としての様々な違いを乗り越えていくほどの強いつながりがあるのを実感してきました。

ただ、良い音楽を作って欲しい。

お客様は常に、そんな純粋な思いを胸に抱えてソングメーカーにご依頼してくださいます。
だからこそ私も、その純粋でかけがえの無い思いにお応えしたい。そう強く思って今までやってきました。

そんな数多くのやり取りを重ねてきた中で、音楽の力、可能性を改めて感じてきました。
きっと自分にも、音楽を通じてこれからできることがあるはず。
そう確信しています。その気持ちをこれからも大切に、より良い音楽を作れるように努めてまいります。

まとまりの無い文章ですが、今の私の率直な気持ちを書いてみました。

そして以下に、以前の自己紹介ページをそのまま残しておきます。
表現など稚拙な箇所も多くあるのですが、創業時からの私の変わらない思いを綴ったものでもあり、音楽家として生きていきたいと進むべき道を必死で模索していた頃の自分の飾らない思いを込めた文章でもあります。
初心を忘れないためにも、ここに残しておきたいと思います。

創業当時の自己紹介

制作者の願い 優しさを音楽に込めて

制作者には、「音楽で人の心を癒したい」という願いがあります。
自分自身、とても辛い過去がありました。
不登校、いじめ、引きこもりといった、今社会で取りざたされているいろいろな問題を、人生で最も多感と思われる時期に、自分自身が経験してきています。「生きていくことが辛い」「消えてしまいたい」と何度も思いました。
でも、音楽に出会えたのも、ちょうど同じ頃でした。
音楽の持つ不思議な力で、生きていく力を与えてもらいました。何に対しても後ろ向きだった自分が、前を向いて歩いていけるようになった。
今は、「生きていて良かった」と心から思えます。
今度は自分が、音楽を通じて、人に元気をあげたい。生きる力をあげたい。おこがましいかも知れませんが、そんな風に思っています。

辛い過去を経験して思うこと-
人を傷つけ、人を踏みつけて平気な顔をしているような人間には、絶対になりたくないという信念を持って生きてきました。
まだまだ未熟な私ですが、そんな信念のある私は、何よりも優しさを大切にしたいと思っています。
その優しさがたくさん詰まった曲、音を作りたい。
言葉にすると非常に漠然とした表現になってしまうのが歯がゆいですが、私はいつもそんな思いを抱きながら、音楽活動を進めております。

そして私は、こう思います。
音楽は誰も傷つけません。音楽には正解不正解はなく、点数もつきません。
差別もなく、仲間はずれも争いもなく、でも確かな喜びがあります。そして、無限の表現力があります。どこまでも自由です。
分かち合うことができます。共に聞くこと、歌うこと、伝えていくことができます。

自分が音楽で自分を取り戻せたように、傷ついた人の心を音楽で救うこともできるはずです。

まだまだ、人間として至らない点のある私です。しかし、音楽に対する情熱は誰にも負けないと思っています。
そして何より、私がこうして音楽家として生きていけるのも、私の音楽活動を支えてくださる方がいらっしゃるからです。
そんなすべての方への感謝の気持ちを忘れず、一所懸命、聞く人の心に届くような音楽を作れるように、頑張ってまいります。

音楽の素晴らしさ~苦しみの先に見えたもの~

私は、中学生以降の長い間、人との付き合い方に多くの苦労をしながら生きております。
いじめられた経験もあった私は、人との輪に溶け込めず、不登校になり、引きこもりになり、心を閉ざしながら生きてきました。

よく「優しい人だ」と言われるが、それは自分自身で本心から出来ている優しさなのか?
それとも、自分を守るために、そうせざるを得ないだけなのか?そういったことを考え、悩み続けました。

実際、学校や会社等、多くの人との関わりがある場面では、私は常に必死でした。
勉強や仕事をするよりも、はるかに大きいエネルギーを人間関係に使っていたと思います。
人との付き合いに恐怖し、ありのままの自分でいられない。こんなに苦しいことはありません。
辛い場面から逃げ出したことは、何度もあります。そのたびに情けなく、自己嫌悪になり、いっそう自信を失っていきました。

私は、このような過去を持つ人間です。
日本は特に、社会に出て人間関係を上手く処理できる人物が好まれ、そうでない人間は徐々に隅に追いやられ、
非常に生きづらい現実に直面してしまう、そういった社会性を持っている国ではないかと思います。
そして、私自身もそういった社会で孤立感を強め、挫折、居場所の無さ、生き辛さを強く感じた一人です。

しかし、そのような人間でも、出来ることがあるはず。人の役に立ち、感動を与え、幸せな気持ちに出来ることがあるはずだ。
少なくとも私は、そう信じて生きてきました。
そしてそうすることで、少しずつ、本当に少しずつですが、自分に自信を持つことができ、人とのつながりを築いていけるようになったと感じています。

今でも、心の苦しみを断ち切ることは出来ていませんけれども、
「自分でも出来ることがある」、そう胸を張って言えることは、本当に素晴らしいことだと思います。
そして、私の場合はそれが音楽でした。それが生きてゆく強さ、勇気につながり、困難に立ち向かう力となったのです。
そんな素晴らしい力を持つ音楽を、多くの人に届けていきたいと思います。
「自分のような人間でも自信を持ち、強く生きていくことが出来る」というメッセージを伝えることが、私に与えられた使命だと信じています。

この文章を読んでくださった方のうち、どのくらいの方が共感してくださるかは分かりません。
そして、こんなにも弱かった自分の過去をこの場でさらけ出すことが、果たして正しいのかどうかも分かりません。
しかし、私と同じような苦しみを感じている人が、一人でも共感して、少しでも勇気を持ってくださることができれば。本当に幸せだと感じます。

そして、亡き友の遺志を継げるように-

先日、一人の若い音楽家が、がんで亡くなりました。たいへん才能のある、素敵な楽曲を作る方でした。
実はその方とは実際に会ったこともなく、顔も知りません。その方は、編曲の依頼を多くしてくださる、お客さまでした。
一年以上の闘病生活の末、安らかに旅立たれました。

その方は、私と同じように、過去に悲しい現実を経験し、その現実を受け止め、勇気を持つことで生きてきた。
そして、何より音楽によって生きる力を得られた。
生前に、そう語っていました。

お客さまでしたから、「友人」として付き合っていたわけではありません。
しかし、その方を失って今、自分と多くの共通点があり、同じ思いを抱いて音楽をやっていたのだ。そう感じています。
【音楽で優しさを、生きる力を、多くの人たちへ届けたい】と-

そして今、私の心の中にはその方の想いが生きている気がしているのです。
お客さまではなく、大切な友人として。同じ一人の、音楽を愛する人間として。

亡き友の夢、音楽を通じて伝えたかったこと、音楽に対する想い、そんなすべてのものを、自分の力に変えていきたいと思います。

私自身も、生きることに心底絶望し、生きる気力を失いかけたこともありました。
「自分は生きる価値のない人間なのではないか」と本気で悩み、苦しみ、追い詰められました。
しかし自分が今こうして、生きている。生きて、自分の愛する音楽を多くの方に届けることが出来る。
きっと、こんな自分にも音楽を通じて出来ることが、やるべきことがあるんだ、と感じています。
<俺は先にいくけど、お前はもっともっと、俺が叶えられなかった分まで、頑張ってくれよ!ずっと応援してるぞ!>
亡き友が、はるか宇宙のどこかから自分にそう、言ってくれているような気がして。

だから、私はこれからも、音楽を精一杯続けていこうという想いを、改めて強くしました。
友のためにも、「Dream road」-夢の道を、歩き続けたいと思います。
未だ無名の、しかし偉大なる、若き音楽家への敬意と、感謝の想いを込めて。2010年4月19日
(「Dream road」は、彼が最も大切だと語っていた彼自身のオリジナル曲のタイトルです)

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