よさこいソーラン楽曲制作 作詞の考え方

皆さんこんにちは!ソングメーカー代表、井村淳也です。

よさこいソーラン楽曲では、歌いれを行うことが多くあります。
楽曲制作の基本的な方針としては、歌が入らない状態でも曲として完成したものを作れるよう、仕上げていきますが、やはり歌が入ると迫力が違いますし、より、メロディラインが引き立つものとなります。

また、歌うための歌詞も必要となりますので、そこには音楽にはないもの、「ことば」が生まれてきます。そのことばに乗せ、思いを込めて歌いれをすることで、より生き生きとした楽曲に育っていくもの。
今までの制作経験から、そのように感じています。

今回はその、作詞に対する考えかたをご説明いたします。

どんな雰囲気にするか、楽曲との親和性

よさこいソーランの曲に限りませんが、歌詞を作る際、その歌詞が乗ることとなる「楽曲」の雰囲気を損なわないことが大切です。
和風の曲調を強く押し出した楽曲であれば、やはり和風の雰囲気を感じられるようなイメージに。

しばしば頂く、作詞のご要望としては、
「昔の言葉、表現を使った歌詞にして欲しい」というもの。
どういうことかというと、現代語ではなくていわゆる古語、古典的な表現の日本語を使って歌詞を考えて欲しい、というご要望です。

その際は、いわゆる古典…源氏物語や枕草子、といった文章と同じような表現、単語にしてしまうと、さすがに分かりにくいものになってきますので、現代語も織り交ぜつつ、単語として歌詞の中に取り込めるような形でバランスを取るようにしています。

地元の名所や景勝地、名産品などを取り込む場合

よさこいソーランは、高知から発祥し北は有名な北海道ソーラン、そして日本全国へと波及し、様々な場所で少しずつ特徴を変え、全国各地で開催されています。
それだけ踊り子さんも、チームさんも多くあるわけですが、歌詞のイメージとしてそれぞれの地域の名産品や名所など、いわゆる「ご当地的な言葉、情報」を歌詞に入れたいというご要望も多く頂きます。

そういう場合は、例えば

「○○川という有名な川があるけど、なんとかこの川を歌詞に入れられないだろうか?」

とか

「市の花が○○だけど、この花をテーマに歌詞を考えて欲しい」

と言ったようなご要望を頂くことがあり、都度、お客様とご相談のうえで対応させていただいております。

なんとなく「こんな要望はおかしいんじゃないか、歌詞としてまとめられないんじゃないか」というご相談を、事前に頂くこともありますが、本来歌詞は自由で、自分たちの伝えたい思いを第一に表現していくものだと思っています。

お客様のイメージを歌詞にできるよう、ご相談させていただいた上で制作します。
「ここは少しイメージと違うので、直して欲しい」という修正ご要望にも対応いたしますので、どうかご安心ください。

気分が高揚するような、鼓舞するような言葉選び、表現を心がけています

どんな形の作詞であれ、言葉のひとつひとつの選択に気を配っています。
特に意図したもの(抽象的な単語を使いたい、等)がない限り、誰が聞いても分かりやすい表現になるよう考えます。
日本語は、ひらがな、カタカナ、漢字と、幅広い表現の選択可能性があります。歌詞はいわゆる文章とは異なりますので、誤字脱字だったり日本語的におかしな表現になることはそれほどありませんが、それも大切なポイントと考えています。

日本語の美しさ、その表現の可能性を引き出せるような、そんな言葉選び・組み合わせを心がけています。

どんな形であれ、自由なアイデアをお聞かせください

以上、よさこいソーラン楽曲での歌入れに際し、その歌詞をどうやって決めていくのか?についてご説明させていただきました。

どんなご要望、言葉、表現であれ、お客様の自由な思いを反映できる楽曲にしたいと考えています。

「とてもいい曲ができた、良かった!」

というお客様の思いが、私にとっての何よりの喜びだからです。

最後まえお読みくださり、ありがとうございました。

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