【初心者必読】よさこい楽曲制作の流れを全公開。17年の実績から説明する、迷わないための4ステップ

なぜ「良い曲」だけでは勝てないのか?入賞チームが実践する楽曲設計の秘密

よさこいで「強い演舞」を作るには、単なる盛り上がりだけでなく緻密な「楽曲設計」が不可欠です。

これまで550曲以上の制作に携わってきた井村淳也が、感覚に頼らない楽曲構成の理論を徹底解説します。冒頭10秒の役割や、記憶に焼き付く緩急の付け方など、審査員や観客に「伝わる」構造を具体的に分解。

チームの個性を引き出し、演舞を次のステージへ引き上げるための設計指針をお届けします。

代表兼制作者・井村淳也が動画で皆様にご説明いたします。


【初心者必読】よさこい楽曲制作の流れを全公開。17年の実績から説明する、迷わないための4ステップ

皆さんこんにちは。よさこいソングメーカー代表兼制作者の井村淳也です。

初めてオリジナルのよさこい曲を依頼するとき、多くのチームが「まだ何も決まっていないのに相談していいの?」「音楽の専門用語が分からないけれど伝わるかな?」と大きな不安を抱えがちです。

既製品とは異なり、オーダーメイドの音楽は依頼時点では実際の音を聴くことができません。進め方が見えないこと自体が不安につながるのは当然のことです。

しかし、ご安心ください。最初から曲の内容をすべて決めておく必要はありません。
よさこいソングメーカーは2008年の創業以来、全国のチームの皆様とともに550曲以上のよさこい楽曲を制作してきました。その中には、「オリジナル曲を作るのは今回が初めて」というチームも数多くあります。

当方の制作は、初めての方でも迷わないよう、大きく次の4つのステップで進みます。

  1. 無料相談・お見積り|現在決まっていることや希望納期を伺います。
  2. ヒアリング・構成設計|チームの想いや演舞の流れを、楽曲の設計図へ整理します。
  3. デモ音源の確認・修正|途中経過を聴きながら、ご希望に合う形へ調整します。
  4. 完成・納品・お支払い|仕上がりをご確認いただいた後、完成音源を納品します。

制作全体の流れを先に確認したい方は、以下のページでもご相談から納品までの進め方をまとめています。
よさこい曲制作の流れを見る

この記事では、これから初めてよさこい曲を依頼するチームの皆様が、迷わず安心して一歩を踏み出せるよう、無料相談から納品までの詳しい流れを前後編に分けて解説します。まずは前半として、「ステップ1:無料相談」から「ステップ2:ヒアリング」までを見ていきましょう。

この記事を読むことで得られること

  • 初めてよさこい曲を依頼するときに、最初に何を準備すればよいかが整理できます
  • 無料相談からヒアリングまでの流れと、制作前半で確認する内容がわかります
  • 曲調や構成が決まっていない段階でも、チームの想いから曲づくりを始められる視点が得られます

まず結論:初めてのよさこい曲づくりで必要なのは、完璧な設計図ではなく、「こんな演舞にしたい」という想いを一つずつ整理していく対話のプロセスです。

  1. 初めてのよさこい曲制作で、不安になるのは当然です
    1. 何を準備すればよいのか分からない
    2. 音楽の専門用語が分からなくても問題ありません
  2. ステップ1|無料相談とお見積りで、現在の状況を整理する
    1. 最初の相談で伝えていただきたいこと
    2. まだ決まっていない項目は「未定」で大丈夫です
    3. ご相談内容をもとに、制作費とスケジュールをご案内します
  3. ステップ2|ヒアリングで、チームの想いと演舞の流れを一曲の設計図にする
    1. 曲調だけでなく、演舞全体について伺います
    2. 5つのパートに分ければ、希望を伝えやすくなる
    3. 参考曲やチーム内の異なる意見も、そのままお聞かせください
  4. 実際の制作事例|希望が曲へ反映されるプロセス
    1. 1. 初めてのオリジナル曲を参考曲から形にした事例(わかば連様)
    2. 2. チーム自身の声を歌・掛け声・口上として残した事例(八国夢走様)
    3. 3. 地域の民謡を演舞の見せ場として活かした事例(宮戸青嵐様)
    4. 4. 壮大な世界観を曲全体の物語として設計した事例(いわき様)
  5. 「何から決めればよいか分からない」を、そのままにしていませんか?
    1. まずは、今決まっていることをお聞かせください
    2. 初めてのよさこい曲づくり整理フォーム
  6. よさこい楽曲制作のよくある質問(FAQ)
  7. まとめ|完璧な設計図よりも「こんな演舞にしたい」という想いを大切に

初めてのよさこい曲制作で、不安になるのは当然です

初めてオリジナルのよさこい曲を作るとき、「何から始めればよいのか分からない」と感じるのは決して珍しいことではありません。曲調、テンポ、使う楽器、民謡や掛け声、演舞構成など、考えなければならないことが多くて迷ってしまうのは当然です。

しかし、最初からすべての内容が決まっているチームはほとんどありません。今の段階で分かっていることを持ち寄り、まだ決まっていない部分を一緒に整理していくところから始めれば大丈夫です。

何を準備すればよいのか分からない

「曲調やテンポを決めてから問い合わせた方がよいですか」と尋ねられることがありますが、相談の前にすべてを決定しておく必要はありません。たとえば、次のような材料が一つでもあれば、十分に大切な制作のヒントになります。

  • 今年の演舞で表現したいテーマや世界観
  • チーム名や活動地域に込められた意味
  • 制作中、または検討中の衣装の色や雰囲気
  • 好きな曲や、参考にしたい過去のよさこい演舞
  • 本番で作りたい見せ場(大旗、総踊りなど)

また、チーム内で「和風がいい」「ロック調がいい」と意見がまとまっていない段階でも問題ありません。それぞれの考えを伺いながら、どの場面でどの要素を活かせるかを一緒に整理していきます。

音楽の専門用語が分からなくても問題ありません

音楽制作と聞くと、コード、キー、BPMなど、専門的な言葉を使って説明しなければならないように感じるかもしれませんが、そのような知識は一切不要です。

「最初は静かに始めて、後半で一気に盛り上げたい」「力強くて、踊っていて気持ちが高まる曲にしたい」「最後は全員で大きく決めたい」といった、普段お使いの言葉で十分伝わります。言葉の奥にあるイメージを制作者が質問を重ねながら汲み取り、具体的な音楽の要素へ置き換えていきます。

言葉で説明しにくい場合は、「この曲のイントロのように」「この動画の3分頃のような空気感で」と、参考曲や動画の一部分を共有していただく方法もおすすめです。

参考曲の共有から初めてオリジナル曲を制作した例として、
わかば連様の制作事例も紹介しています。
初めてオリジナルよさこい曲を作ったわかば連様の事例を見る

ステップ1|無料相談とお見積りで、現在の状況を整理する

よさこい曲制作の最初のステップは、無料相談とお見積りです。問い合わせをした時点で正式な契約が決まるわけではありませんので、「まずは費用の目安や納期を知りたい」という段階でもお気軽にご相談ください。

最初の相談で伝えていただきたいこと

最初に次のような情報をお知らせいただけると、制作内容やお見積りをスムーズにご案内できます(※分かる範囲で構いません)。

  • チーム名・活動地域
  • 希望する楽曲の長さ・希望納期(使用予定の大会名など)
  • 演舞テーマ・希望する曲調や雰囲気
  • 民謡・歌・掛け声・口上を入れたいか
  • 参考にしたい楽曲や演舞動画

まだ決まっていない項目は「未定」で大丈夫です

「衣装の方向性は決まったが、演舞構成はまだ途中」「歌詞を入れるか迷っている」といった場合は、無理に埋めようとせず、そのまま「未定」とお知らせください。なぜ迷っているのか、何を基準に決めればよいのかを確認し、制作の方向性を見つけることも最初の相談の大切な目的です。

ご相談内容をもとに、制作費とスケジュールをご案内します

伺った内容をもとに、必要な制作工程(インストのみ、または歌入れ・作詞・掛け声収録の有無など)を整理し、制作費とスケジュールをご案内します。単に一曲いくらとお伝えするだけでなく、どの工程にどの費用が必要なのかを分かりやすくご案内しますのでご安心ください。

お見積りとスケジュールをご確認いただき、内容にしっかりと納得いただいてから正式なご依頼(ご契約)へと進みます。他社と比較して検討したい場合も、無理な勧誘などは一切行いません。

※制作費の目安については、よさこい楽曲制作の料金ページをご覧ください。

「まだ決まっていないことが多く、相談するには早いかもしれない」
そう感じる段階こそ、チームの想いを一つずつ整理するところから始められます。

ステップ2|ヒアリングで、チームの想いと演舞の流れを一曲の設計図にする

正式なご依頼をいただいた後は、楽曲の具体的な設計図を組み立てる詳細なヒアリングを行います。よさこい曲は、音楽だけで完結するものではなく、踊り子の動き、衣装、隊列、旗、そして会場の空気と重なって初めて完成するものだからです。

曲調だけでなく、演舞全体について伺います

ヒアリングでは、単に「かっこいい曲」という印象だけでなく、次のような演舞全体の姿をできる範囲で共有していただきます。

  • 誰が踊るのか(人数の規模、大人中心か、子どもや幅広い世代か)
  • 衣装の色や小道具(大旗、扇子、鳴子などをどの場面で見せたいか)
  • 最大の見せ場とエンディング(どこで一番盛り上げ、どう引き締めて終わるか)

大人数の大迫力を活かす曲、少人数の細やかな振付を引き立てるための余白、大旗が広がる瞬間のタメなど、演舞と音楽が最高のタイミングでシンクロするよう設計していきます。

5つのパートに分ければ、希望を伝えやすくなる

一曲全体のイメージを伝えるのが難しくても、よさこいソングメーカーの「かんたんオーダーメイドシステム」なら安心です。楽曲を大きく5つのパートに分けて考えていきます。

  1. イントロ|静かに厳かに始めるか、一音目から観客の視線を集めるか、口上から入るか。
  2. 序盤|チームの基本的な曲調を提示し、観客を世界観に引き込む。
  3. 中盤|一度音数を減らして太鼓のみにするなど、演舞に大きな変化とメリハリを生む。
  4. 終盤(クライマックス)|民謡の盛り込み、歌の大サビ、総踊りなど、最大の熱量へ。
  5. エンディング|音を長く伸ばして余韻を残すか、振付と同時に鋭くピタッと切るか。

このように場面ごとに分けることで、「全体は未定だけど、イントロは静かに、最後はドカンと盛り上げたい」といったご希望が形にしやすくなります。

参考曲やチーム内の異なる意見も、そのままお聞かせください

参考曲をお送りいただく目的は、それをそのまま真似るためではなく「感覚を共有するため」です。「この曲の和太鼓の力強さが好き」「この展開に心を動かされる」といったポイントを抽出し、チームだけの完全オリジナル楽曲へ昇華させます。

また、チーム内で「和風派」と「ロック派」で意見が分かれている場合も、そのままお聞かせください。前半は和楽器を中心に、終盤に向けてロックドラムやギターを加えていくなど、両方の魅力を活かした無理のない構成をご提案するのも制作者の役割です。

実際の制作事例|希望が曲へ反映されるプロセス

よさこい曲の制作では、チームごとに出発点が異なります。ここでは、実際の制作事例をもとに、チームの皆様のこだわりやご希望がどのように一曲の音楽へ変わっていったのかをご紹介します。

1. 初めてのオリジナル曲を参考曲から形にした事例(わかば連様)

「初めての依頼で何を伝えたらいいか分からない」という状態から、参考曲をベースに目指す方向性を共有。地域の盆踊りの要素やよさこい節を現代風にアレンジして取り入れ、チームの個性が光る歌入り楽曲に仕上げました。

👉 わかば連様の詳しい制作事例を見る

2. チーム自身の声を歌・掛け声・口上として残した事例(八国夢走様)

プロの歌手ではなく、実際に演舞するチームメンバーの皆様の声をスタジオ収録して楽曲にミックス。声のタイミングや音量バランスを細かく調整し、メンバー自身の熱量と一体感がダイレクトに伝わる一曲が完成しました。

👉 八国夢走様の詳しい制作事例を見る

3. 地域の民謡を演舞の見せ場として活かした事例(宮戸青嵐様)

土地の歴史や文化を伝える民謡を、単に流すだけでなく「演舞の見せ場(転換点)」として再構成。太鼓や三味線などの和楽器に、現代的なドラムやシンセサイザーを融合させ、お祭りらしい迫力と現代的な格好良さを両立させました。

👉 宮戸青嵐様の詳しい制作事例を見る

4. 壮大な世界観を曲全体の物語として設計した事例(いわき様)

オーケストラ調の壮大さとアジアンテイストを組み合わせた事例です。最初から最後まで音を厚くするのではなく、曲の中に明確な「起伏(静けさと激しさのギャップ)」を作ることで、歌詞がなくてもドラマチックな物語を感じられる構成にしました。

👉 いわきの詳しい制作事例を見る

このほかにも、初めての制作、チームらしさ、物語性、民謡・地域性、掛け声・口上、壮大な世界観など、
ご希望別の制作事例を以下のページにまとめています。
よさこい曲の制作事例一覧を見る

「何から決めればよいか分からない」を、そのままにしていませんか?

この記事を読んで、
「制作の流れは分かったけれど、自分たちの場合はどこから考えればよいのだろう」
と感じたチームの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

初めてのよさこい曲づくりで大切なのは、最初から曲調や演舞構成を完成させておくことではありません。
問題は、まだ決まっていないことが多いという理由で、チームの想いを整理する機会まで先延ばしになってしまうことです。

演舞テーマ、衣装のイメージ、参考にしたい曲、最後に作りたい見せ場など、今分かっていることが一つあれば、そこから制作の方向性を考え始められます。

まずは、今決まっていることをお聞かせください

下のフォームは、「メールアドレス」と「お名前」「一言」だけで送れます。
曲調や構成がまだ決まっていなくても大丈夫です。

  • 初めての依頼で、何を伝えればよいか分からない
  • 演舞テーマはあるが、楽曲の方向性を決められていない
  • 希望納期や制作費を確認してから検討したい
完成した設計図ではなく、今ある想いから曲づくりは始められます

初めてのよさこい曲づくり整理フォーム

    「依頼するかどうか分からないけど、とりあえず気になることを聞いてみたい」
    「こんな内容で頼みたい場合は、どうすればいいんだろう?」
    そんなお気持ちで構いません。わかる範囲でご入力ください。


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    ※無理な勧誘はいたしません。正式な依頼を決める前のご相談でも大丈夫です。
    よさこいソングメーカー代表兼制作者
    井村淳也が直接内容を確認します。

    よさこい楽曲制作のよくある質問(FAQ)

    Q. 何も決まっていなくても相談できますか?
    A. はい、大歓迎です。「オリジナル曲を作りたい」という気持ちがあれば、演舞テーマや衣装のイメージ、参考曲が1曲あるだけでも十分に進められます。未定の部分は一緒に整理していきましょう。
    Q. 参考曲に近い雰囲気で作ってもらえますか?
    A. はい、可能です。ただし、そのまま模倣するのではなく「テンポ感」「和楽器の使い方」「ドラマチックな展開」など、どの部分に魅力を感じているかを抽出し、チームだけの完全オリジナル曲として構築します。
    Q. 途中で希望が変わったり、チーム内で意見が割れたりしても大丈夫ですか?
    A. まったく問題ありません。実際に試作音源を聴くことで、新しいアイデアや軌道修正の希望が湧いてくるのは自然なことです。異なる複数の意見も、それぞれの要素を活かせる構成をご提案します。
    Q. 歌詞や掛け声、口上の制作もお願いできますか?
    A. はい、対応可能です。ゼロからの作詞はもちろん、チームで考えた歌詞のアレンジや、メンバーご自身の掛け声・口上を楽曲へ組み込むミキシング編集までトータルでサポートします。
    Q. 修正回数が増えると追加料金がかかりますか?
    A. 原則として、修正回数による追加費用はいただいておりません。よさこいソングメーカーでは「修正無制限・追加費用なし」を掲げています。仕上がりに納得いくまで安心して調整をご要望ください。
    Q. 料金はいつ支払いますか?
    A. 最終的な仕上がりをご確認いただいた後の「後払い方式」を採用しています。依頼時点で完成形が見えないオーダーメイドだからこそ、納得のいく音源が完成してからのお手続きとなります。
    Q. 急ぎ(短納期)の制作にも対応できますか?
    A. スケジュールや制作内容によっては対応可能です。最初の相談時に、大会日だけでなく「音源提出期限」や「完成希望日」をお知らせください。詳しくは料金ページの短納期オプションをご確認いただけます。

    まとめ|完璧な設計図よりも「こんな演舞にしたい」という想いを大切に

    17年間にわたり550曲以上のよさこい楽曲を制作してきた中で、安心して良い曲を作るために最も大切だと確信しているのは、「最初から完璧な依頼書を用意すること」ではありません。

    本当に大切なのは、制作の途中で実際に音を聴き、「ここをもう少しこうしたい」「何となく違う気がする」と感じたことを遠慮なく言い合える対話のプロセスです。

    音楽の専門用語を知らなくても、言葉でうまく説明できなくても構いません。皆様が音から受け取った素直な印象や違和感を、具体的な作曲・編曲の形へと翻訳するのが制作者の役割です。一歩ずつ歩幅を合わせながら、チームの皆様が「この曲で早く踊りたい!」と心から思える最高の一曲を形にしていきましょう。

    詳しい安心のサポート体制については、よさこいソングメーカーが選ばれる理由や、制作者の想いを綴った代表紹介ページもあわせてご覧ください。

    ここまで読んで、
    「自分たちにも進められそうだ」と少しでも感じたチームの皆様へ。

    まだ曲調や演舞構成が決まっていなくても問題ありません。
    参考曲が一曲ある、衣装の色が決まっている、最後に作りたい場面がある。
    そのような断片的なイメージも、大切な制作材料になります。

    「来年の演舞に間に合うか知りたい」
    「今の段階で、何を考えておけばよいか聞きたい」
    という一言からでも構いません。

    初めてのご相談、参考曲だけのご相談、民謡・掛け声・納期・料金についての不安は、
    よくあるご質問にもまとめています。
    よさこい曲制作のよくあるご質問を見る

    初めてのよさこい曲づくりについて整理してみる

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