一曲丸ごと、企画・作詞・作曲・編曲・レコーディング・編集・動画制作まで、すべてお見せします!「まるごとソングメーカー」企画第一弾!

まるごとソングメーカー

皆さんこんにちは!ソングメーカー代表、井村淳也です。

ソングメーカーでは、幅広いジャンルの色々な形態のご依頼を頂きます。
その中でも、当サイト「プロデュースソングメーカー」では、主に個人的に楽しむための音楽制作を承っています。

例えば、お客様の書いた歌詞に対し、こちらで曲をつけさせていただく。
場合によってはその曲に歌いれまでさせていただくこともあります。
また、オプションとして動画制作までご依頼くださり、YOUTUBEに掲載まで行うご依頼もあります。

それはそのご依頼、楽曲により異なります。
ですからその中の一部だけのご依頼、例えば作曲や編曲だけ、ということもあれば、複数の工程をあわせてご依頼いただける場合もあり、ケースバイケースです。

「今回は作曲だけだったけど歌いれをしてもらうとどんな感じになるのかな?」

「歌詞は自分で考えたけど作詞も頼むとまた違った雰囲気になるのだろうか?」

ご依頼の内容は異なりますので、お客様により、色々なご感想をお持ちになるのではないでしょうか。

新企画、立ち上げます!

そこで、新しい企画として
「まるごとソングメーカー」を始めます。
これはどういうものかというと、ソングメーカーで行う音楽制作に付随する「すべての工程」を一貫して行っていき、その様子をすべてブログにてご紹介する。というものです。

制作者である私、井村淳也は、音楽制作のすべての工程に携わっています。
どんな楽曲にしていこうか?という楽曲の構成を練るところから、最終的な仕上げまで。
そんな様々なご依頼を今まで通算で1000曲以上、直接対応してきたその経験から、「今の自分ならこんな曲をこんな風に作り、仕上げていく」ということをリアルにお伝えできればと思っています。

すべて実際のご依頼制作と同じ形、環境で進めます

担当するのは、私、井村淳也です。

実際、ソングメーカーでのすべてのご依頼に対し、私が制作を行っております。
同じ制作システムにおいて、この企画も進めていきます。

また、歌いれ・レコーディングに関しても私が歌わせていただきたいと思います。
昨今、とても嬉しいことに「井村に歌って欲しい」というご依頼が増えてきました。
それもバラードやよさこいソーラン楽曲など、ジャンルの垣根を越えてそのようなお客様のご指名をいただけており、本当に嬉しく思っています。

実際に必要としてくださるお客様がいらっしゃる、ということもあり、私が自分で歌う作品という前提で作って行きたいと思います。

もちろん、これはあくまでひとつのやり方に過ぎません。当方で歌いれをさせて頂く際の歌い手は私以外にも、女性の実力ある歌い手さんもいらっしゃいます。また、お客様ご自身での歌入れも可能です。
そのあたりはご依頼ごとに、個別に柔軟に対応できるようにつとめていきますが、ひとつの制作のあり方として具体的な制作過程、風景を見ていただければと思い、この企画を進めていきます。

具体的な作業工程

では、制作完了までに具体的に発生する作業工程についてご説明いたします。

企画

大体の楽曲制作の全体像イメージです。
音楽制作は多くの要素が複雑に絡み合って進んでいきますが、ここでいう全体像の構成要素としては「ジャンル」「雰囲気」「使用する楽器」「長さ」「テンポ」と言ったあたりが主なものとなります。

実際のご依頼でも、ある程度はお客様にこの部分を決めていただいたうえで、制作に取り掛かることが通常です。
「全く何のイメージもない状態、完全にお任せ」という状況での制作着手というのは稀です。

漠然としたイメージでも、何らかの楽曲に対する考えがあり、そこからまずは楽曲制作がスタートしていくことになります。

作曲(同時に編曲)

ここから具体的に作曲を進めていきますが、私の場合、作曲と同時に編曲もしていきます。

「作曲」と「編曲」の境界線は曖昧なものだと考えます。
私の場合は、
作曲…メロディライン+和音進行付けまで
編曲…それ以外
となります。かなり大雑把ですが、大体このようなイメージを持ち制作しています。

どんな楽器を使うか?とか、イントロをどんな風に演奏するか?とか、そういった範疇はすべて編曲と考えています。
そういう意味でも、私の場合は作曲と編曲を同時進行的に進めます。
全工程を自分で行うわけなので、いちいち分ける必要がないということも理由のひとつですが、今までの経験上、同時に進めることがバランス良く楽曲制作を進めていくために効果的ですし、私にあっていると考えています。

歌い手の音域、声質とメロディラインの兼ね合い

人間が歌うために重要になる工程です。
基本低には上記、作曲工程とあわせて行うことになります。なぜならば、作曲がすべて、或いはある程度出来上がってから

「この歌い手にとってこの曲は音域が広(狭)過ぎるから調整する必要がある」

という状況になると、折角仕上げたメロディラインを一部、或いは大幅に変更することになり、効率的ではありませんし、そもそも当初のイメージと大きく乖離してしまう恐れもあります。

折角、一旦は納得して良い作曲(編曲)が出来たとしても、歌い手の音域の問題で後から変更せざるを得ないとしたら、それはとてももったいないことですし、本来、そのような事態になるべきではありません。
最初からある程度、「このくらいの音域で作る」と想定のうえで作曲していくことが大切です。

メロディラインというのは、本来自由なものですから何か制約がなければ、歌うためのメロディラインとして現実的ではないものが出来上がってしまうことも、しばしば起こります。
どんなに良い声、卓越した歌唱力を持っていたとしても、その良さを引き出せる音域に収めていなければ、その魅力は半減してしまいます。

だからこそ、この工程は作曲に劣らず、重要なものとなってきます。

作詞

出来上がったメロディラインに歌詞をつけていきます。
先ほど、作曲の工程で説明がありませんでしたが、作曲、作詞、どちらを先に行うかというのはきわめて重要です。

歌詞でその曲の世界観が変わるわけですから、歌詞の重要性は言うまでもないのですが、曲と歌詞のどちらが先にあるか、という点もまた重要です。

これは作詞・作曲双方を行う人間にとってその人の個性、音楽性を決定付ける要素でもあります。
私の場合、どちらでもできるのですが、基本的には「作曲が先」といパターンが多くなりますので、まずはその形で進めていきます。

レコーディング

曲ができて、歌詞もつけば、後は歌いれをするだけです。
レコーディングに臨む際、注意点はやはり音域が歌い手に合っているか、ということ。この点は、既に上記の工程で考慮済ですから、実際のレコーディングにおいては微調整で対応できることが多いです。

つまり「全体を1音だけ下げる」とか「全体を1音だけ上げる」といった具合です。
2音以上変える、というのは実際のところ、かなり歌に影響します。

ただこのあたりもケースバイケースで、実際に歌ってみると意外と低かった、とか、その逆もあります。
やはり歌は人間が行うものなので、計算どおりに行かない部分も多くあります。

そのあたりは実際のご依頼でのレコーディングでも柔軟に対応できるように配慮しています。

編集

レコーディングした結果を元に、演奏と歌をあわせて編集していきます。
また、いわゆる「一発録り」でOKとなることはきわめて稀ですので、何回も歌ってより良いテイクをそ

ろえられるように録音を繰り返す、という流れが一般的です。

「○○の部分はうまく歌えたが、□□の部分はイマイチだった」

ということがほとんどですので、何度も歌うことで全体的にうまく歌えた、となるまで繰り返して、歌の制度を高めていきます。

これはプロの歌い手さんでも基本的には同じことをしているはずです。

完成へ

以上の全工程が終われば、後は最終的な音源のバランス調整やマスタリングなどを行い、完成した音源へと仕上げていきます。

以上の7つの工程を経て、楽曲の完成を目指していく。という企画です。
これらの工程は大まかなくくりでもあり、実際の制作現場ではここに書ききれない細かい作業なども多く発生します。それらは、実際の制作の中で発生する都度、対応しながらご説明できればと考えています。

それでは、今回は全体の説明までですが、後日開始となる「まるごとソングメーカー」の企画に是非ご期待ください!

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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